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1月27日のぶら下がり会見(一部)

2021年1月27日 みんなのさいたま市をつくる会 代表者会議にて
同会より出馬要請を受けた前島ひでお氏のぶら下がり会見  文字起こし(一部)

記者:「さいたま市をこうしていきたい」などのお考えを聞かせてください。
前島:さいたま市は政令市の中でも健全財政をいつも自慢してるぐらい、お金については多くの自治体が人口減少している中で、税収が割と入ってきてくれています。
そういう意味では力はあるわけだから、自分としては大きな箱モノだとか大型開発のために税金を使うのではなく、市民のいのちと暮らしのために使いたい。

記者:具体的には?
前島:たとえば今のコロナでいうと、PCR検査をもっと広くやりたいわけだけど、最低限、高齢者・障がい者の施設。それから幼稚園・保育園・小中学校とかの職員にも実施したい。
すでに世田谷区・北九州市・福岡市・広島市・札幌市等、そういう方向に向かっているが、さいたま市は高齢者施設 だ け に絞っている。

前島:それから県内の多くの自治体が水道料金とか給食費を減免していて、政令市でも20市のうち6市で水道料金と給食費の減免をしてるが、さいたま市は給食費を値上げした。だからそういうところに、困ってる人のために財政を出動させると。(例:熊谷市は6か月間給食費を無料にした)
将来的には豊かな財政を使って、駅前とかの箱モノをボンボン造るのではなくて、例えば学校だって大規模校がすごく多いわけだから、そういう学校とか病院、保健所の機能とか、今のコロナ禍で明らかになった行政の弱さ、そういう所にお金を使っていきたい。

記者:給食費・水道費を減らす事についてはコロナ禍の時だけ?それともコロナ後も引き続き?
前島:給食費は将来的には無料にしたいんです。
今埼玉県内でも給食費無料にしている自治体もあるし、さいたま市は給食費を無料にできる力を持っています。

前島:それから少人数学級を小学校まで国が5年間かけてやると言っていますが、政令市でも20市のうち13市が自治体のお金で小中学校全部、少人数学級にしていたり、県内でも小学校低学年を30人にしているところもあります。私が市長になったら中学校、市立高校も少人数学級にしたい。
市民が望んでいるものにもっとお金を使っていきたいです。

記者:そこにお金を使いたいと前島さんが思うのは、様々な人の意見を聞いて気づきとかあったりしたのでしょうか?

前島:例えば先日、埼玉大学の学生に食料を配るフードパントリーに参加して、学生のホントに厳しい状況を聞いてきたり、商店街の団体と一緒にさいたま市に対して(市独自の10万円の)給付給金を一回限りでなく、二回目も出してくれと交渉に一緒に行ったのですが、その団体の加盟店が複数店舗つぶれているという話も聞いています。
それから、貧困家庭に勉強を教えたりするグループの人たちからは、相当生活が厳しいという話も聞いてます。テレビで報道されているようなつらい状況が、さいたま市でも起きているのです。

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※フードパントリーに参加した時の様子(前島氏のTwitterより)

記者:前島さんが市長になったら、清水市長とは違うことをしたいというのはありますか?
前島:市長の給料は減らしたいと思っています。
市民が税金を払っているのだから、市民が喜ぶところにお金を使いたい。
例えば細かい話ですが下水道の普及率、さいたま市内全体としては93%ですが岩槻区は70%だったり、桜区・南区には産院が無いなど格差があります。
今度の記者会見でもお話しますが、各区にもっとお金と権限を委譲して、ごとにそれぞれ特色ある発展をさせていっても良いと思っています。

【事務局より】正式な出馬会見は2021年2月1日に行う予定です。


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