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言葉にできない/オフコース フルコピー(歌無し)


最近の方(なんかこの言い方いやだなぁ汗)は、『言葉に出来ない』といったら、小田和正ソロの明治安田生命のCMを連想するのでしょうか。

自分はどうしてもこの『オフコース』バージョンです。もっと言えば、1982年6月30日武道館バージョンです!

この曲はもともとアルバム「OVER」に収録されていた曲です。

自分の印象としてはアルバムの中で聞いたときの印象は大して好きな曲でもなかったですが、小田さんが武道館10日間連続講演の最終日にこの曲中で泣いて歌えなくなったことから、ファンの間でも特別な意味を持つ曲として伝説化した印象ですね。

では、そもそもなぜ小田さんはこの曲中に泣いたのか。それは特別な思い入れがあってのことで、えー・・・・・

wikiに譲りましょう。  ってか、有名ですよね。

子供の頃からの付き合いで、ずっと一緒に音楽をやってきた鈴木康博(通称ヤスさん)さんの脱退が原因です。

この最終公演の翌日、アルバム「I LOVE YOU」の発売とともに、ヤスさんの脱退が正式に発表されました。(うわさや憶測は以前から広まっていましたが)

バンドは、ここから4年前ヤスさんが小田さんに脱退したいことを打ち明けて以降、解散に向けてのプロジェクト的方向で隠密に粛々と進められていきました。

それは発表するアルバムタイトルにメッセージとしてひそかに現れていました。「we are」「over」と来て、最後に「I LOVE YOU」です。

そんなこともあってファンの間ではwe are overなんだと・・・・。

本当だった訳ですけれども・・・

小田さんはアルバム「over」に収録する曲を作曲している中で、旧知の相棒であったヤスさんと一緒にオフコースを続けていくことが出来なくなってしまうことがショックで、もお音楽人生をやめてしまおうと思いつめており、その悲しい気持ちを「ラ・ラ・ラ~言葉にできない」という歌に込めたとNHKの番組の中で語っていました。(佐野元春が司会の番組でした)

そんな歌ですから、武道館最終日、この曲の最中に「もおヤスと一緒にステージに立てないんだな・・・音楽もやらないんだな・・」そんな感情が抑えられなくなったということです。

この出来事から何年も過ぎて、オフコースも解散し、小田さんがソロになってしばらくたってからでしたかね、あの有名な「明治安田生命 」のCMに『言葉に出来ない・小田ソロバージョン』が登場しました。

映像と相まって、過去のイメージとはまた違った奥深い表現に代わっていて素晴らしいなと思いました。

とは言いつつも、基本的にオフコースからヤスさんがいなくなった時点で、自分のオフコースへの興味は見る見る薄れ、洋楽にどんどん興味が移っていってしまいましたし、ましてや小田さんのソロは今もってまったく聞いていません。

今回、自分が数年前に所属していたオフコースをトリビュートするバンド、そして、そこのボーカルの方の別名義での活動用のオケの作成(小田ソロバージョン)などでも取り上げた、何かといわくというか、思い出深いこの曲の、1982・6・30武道館バージョンのフルコピーをしてみました。

ボーカルの収録も予定してはいますが、出来次第再UPします。


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