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スマトラ島の温泉をめぐる旅 6日目 タケンゴン観光、夜行バスでメダンへ

今日は夜行便でメダンに移動するので午前中に観光、午後は宿でゆっくりする。

朝の散歩

少し肌寒く感じる。宿の前にある店におばちゃんたちがいて、寒くないのかと心配してくれる。半袖tシャツだけどそこまで寒くはない。
皆厚着をしている。

今日は湖に出たあと、湖に沿った未舗装の道を進むことにした。
未舗装とはいっても広々して歩きやすい。

湖には建物が立っていて、生活感のある小屋もある。道にいるおじさんに聞いたら、人は住んでいないと言っていた。
自分のインドネシア語を棚に上げておいてなんだが、インドネシア語があまり上手ではない。ガヨ語をメインに使っているのだろう。この町で聞こえてくるのはたいてい耳慣れない言葉ばかりだ。

ここの住民たちは観光客に媚びていない自然体なところがいい。

コーヒーを飲みにいく

Geleri Kopiがいいと宿で教えてもらい行ってみた。
良い豆を買いたい、できればコーヒーの木も見たいと言ったら、ここにしておけとすすめられたのだ。


このカフェは素晴らしい。理想の空間が広がっている。コーヒーの木々に囲まれた緑豊かな空間に、ゆったりとした時間が流れる。

コーヒーの種類はたくさんありすぎ、コーヒーに詳しくないわたしは圧倒された。ワイン、バーボン、甘い、フルーティー、クリーミー、酸っぱい、苦い、それらのコンビネーション。
最初に酸っぱめだが苦くもあるというコーヒーを飲んだ。

淹れ方も凝っている

次に1番好きな香りの豆を選んだ。これはエスプレッソ用だと言うのでマシーンで淹れて貰う。何も知らずにドリップで、なんて言ってしまい申し訳ない。

右の実は熟したコーヒーの実

このカフェの裏山はこのカフェの農園になっていて10ヘクタール以上あるそうだ。
真っ赤に熟したコーヒーの実を食べさせてもらう。甘くて驚いた。

わたしはコーヒーを飲むことを発明した人はすごいと思っていた。よく種を煎るとかそれにお湯を入れて飲むとか複雑なことをするものだと。だが、もしかすると実を好んで食べていた人たちが種も食べ始めたのだったら、あり得る展開かもしれないと思った。

ガヨ料理を食べる

Gegarang Restという有名なレストランに行く。ここに行けばガヨ料理があると聞いたのだ。
町はずれにあり、田舎っぽい雰囲気が最高の店だ。コーヒーの店と街の中間くらいにある。

ここでDepikという湖の小魚と、エビを食べる。他にもロブスターという名のザリガニや、フナみたいな大きめ魚料理もある。Nilaという名前の魚とMujahirという名の魚がいる。Nilaは初日の夜に知らずに食べた。

Depikは、キビナゴを揚げたみたいなサクサク感が最高だ。
エビは明らかに海にいるやつでしょというエビだった。湖のエビだと言うので信じよう。
わたしは川海老や手長エビを想像していた。

ちょっと頼みすぎたかもと思ったが丁度良かった。最後にガヨ料理を食べられてよかった。

バスでメダンへ

19時のバスは19時になっても一向に現れる気配がない。
すると19時半頃現れた。待機しているところだ。他にもメダン行きの大型バスがあり15分おきに出発している。


今日の観光マップ

バスのルート

420キロ


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