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ポケモンとオレオがコラボ ポケモンオレオが東南アジアでも販売

近くのナシゴレン屋、「ナシゴレンはやぶさ」で夕食を食べたあと、いつものようにコンビニ最大手のインドマレットの店内をぶらぶらしていたら、見つけました。

オレオの棚のところに見たこともない真っ黄色のパッケージがあります。
しかも価格が高い。
普通のオレオが8900ルピア(89円)のところ、黄色は11,900ルピア(119円)。

見るとポケモンとのタイアップ商品でした。

オレオ好きのわたしとしては、いくら高くても食べてみたい商品です。

部屋に戻ってからじっくりとパッケージを読みます。

■ 今回のタイアップでは、ポケモンのライセンスはアジア8か国限定

Licensed for ASIA onlyと明記してあります。

パッケージに書かれている情報では、生産はインドネシア
輸入元は、シンガポール、マレーシア、ブルネイ、タイ、フィリピン、ベトナムの会社名と住所が入っています。

ポケモンのライセンスをしている会社は株式会社ポケモン(The Pokemon Company)です。

この会社を知っている人はあまりいないと思いますが、無茶苦茶高収益企業らしいです。
なんでわたしが知ったかというと、前職で何度かプロジェクトをご一緒した某自動車メーカーの方が、ここに転職されたので話を聞けたのです。

ブランドライセンスの管理をしているのだから、まあ当たり前ではありますけどね。

サイトには、ポケモンとオレオのタイアップについてのお知らせも出ています。

1912年の発売以降、場所や年代を問わず親しまれているクッキー「OREO」と、ポケモンのコラボレーションが実現しました。16種類のポケモンが型押しされた「OREO Pokémon cookie」が2024年、アジアの8つの国と地域で販売をスタート。OREOにどんなポケモンが描かれているかは、袋を開けるまでのお楽しみです。特にレアなポケモンのクッキーは、手に入れたうれしさのあまり、SNSに写真を投稿する人が続出。中には袋に入れて大切に保管する人もいたようです。10都市のショッピングモールで開催した発売記念のイベントでは、OREO Pokémon cookieがゲットできるスタンプラリーを実施し、OREOのパネルの裏側に隠れたポケモンを探すコーナーなどを設けました。「Stay Playful(遊び心を大事にしよう)」を合言葉に遊び心あふれるおやつの時間を提供するOREOと、集めて楽しいポケモンが見事にマッチした取り組みです。

https://corporate.pokemon.co.jp/business/licences/

わたしの知らないところで、こんな取り組みがなされていたとは。
自分のアンテナの低さ、感度の低さが情けない。

■ 試食タイム

まずパッケージを開いてオレオを並べてみます。

片面には通常のオレオのデザインが入っていて、裏というか表というかの面にポケモンのデザインが入っています。

わたしはポケモン世代ではないので、あまり愛着がなく、このデザインの評価がまったくできません。
直感的にいえば、申し訳ありません、耳がなければピカチュウというよりクマモンに見えます。特に目が。
これをカワイイと言っても良いのかな?というデザインです。

まあ、わたしはターゲットではないので、わたしの感想は全く意味はなく、無視してください。

味はチョコバナナフレーバー
黄色なので、バナナ、パイナップル、パンプキンあたりだろうと予想していました。
部屋でじっくりとパッケージを観察しているときに、内容物の欄に”人工バナナフレーバー”と書いてあったため、開封前には分かってはいました。
また、パッケージを開けた瞬間、バナナの香りが漂いますので、それでも分かります。

これは子供には人気が出る味と思います。
こういういい方をして申し訳ありませんが、いかにも人工的な分かりやすい風味がすると言えばよいでしょうか。

わたしは普通の白いクリームの方がおいしく感じます。
歳を取った証拠ですね。味覚が年々保守的になってしまいます。
これは仕方のないことです。

■ ポケモンとはまったく関係ないがドリンクのご紹介

今回クッキーに合わせてドリンクも購入しています。
なんとなく、コーヒー、紅茶というよりは、ミルク系が合うんじゃないかと思ったのです。

みなさんに、日本のかなしい現実を知ってもらうのも大事だということでご紹介します。

最近、韓国が日本をいろいろな分野で凌駕し始めていて、食品分野への進出も目立っています。
20年前なら韓国製品といえば化粧品くらいで、LGとサムスンが家電で何とか頑張り始めた頃です。日本の足元にも及ばない状態でした。

そのうちサムソンはスマホと液晶で頑張り、LGはテレビや家電で頑張り、インドネシアにおけるブランド認知度を上げていきました。
自動車の現代もまだまだですが、ちらほら見るようになりました。

今は食品にどんどん出てきています。ファーストフード的な店舗、レストラン、韓国料理、おでんまで韓国の食品と思われるくらいです。
韓国のアイドルがCMにたくさん出ていますし、店頭のポスターにも出ています。

このドリンクはインドミルク社(サリムグループの中核企業、インドフードの一部門)が出している韓国風味の乳製品です。わたしが今回買ったGoguma、ストロベリー、チョコ味があります。

Gogumaというのは日本でいうサツマイモ(甘藷)ですね。

わたしは韓国語っぽい言葉ではない、と直感が働いたので調べましたよ。
GogumaはKOKUMAで、もとはKOKU-Imoから来ています。
サツマイモを対馬ではコクイモと呼んでいたのです。18世紀に対馬経由で韓国に入ったと言われています。

ご参考までにわたしが参考にした論文をつけておきます。
https://www.l.u-tokyo.ac.jp/~fkr/PICAG-2-Fukui.pdf

このままでは焼き芋も韓国料理になりかねないなと心配になってきました。おでんの二の舞です。
Gogumaはわたしの大好きなクッキーお菓子、NextarにもGoguma味として進出してきています。

最後ポケモンの話から逸れてしまいましたが、インドネシアのトレンドのお話でした。

インドネシアに旅行の来られる際にお土産にどうぞ。


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