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学生食堂の紹介【バンドン工科大学】

今回はバンドン工科大学の学食をご紹介したいと思います。
学食はキャンパス内にいくつもあるのですが、わたしはMBAの建物内の学食しか使ったことがありません。

なので、MBAの学食について中心に説明します。
MBAの建物は2つの場所に分かれており、2つとも学食が併設されています。食堂はインドネシア語で”KANTIN”と言います。英語のCanteenから来ていると思います。

値段は周辺のワルン(食堂)より2割程度高いですが、昼時はいっぱいになります。教授や職員も食べに来ているときがあります。
外のワルンも学生でいっぱいになるので、私は12時前に食べに行くようにしています。

食堂の様子

外の食堂はどちらかというと専門店なのに対し、学食はメニューが豊富です。
私は学食で食べるときは中華料理(クイティヤオとかイーフーミー)を頼むことが多いです。インドネシア料理であれば外の食堂でも食べられるし安いからです。
値段は20,000ルピア(180円)。外だと食べるものにもよりますが、15,000〜20,000ルピアです。

屋外のメニュー
屋内のメニュー

また、他の学部の学食に比べてメニューが豊富でこぎれいな気がします。値段も高いと思います。

支払いは前払い制になっていて、入口入ってすぐのカウンターで料理を注文してお金を払います。
すると手書きのレシートを渡してくれるので、それを持って食堂のおばちゃんに渡すと料理を用意してくれます。

お金を払う場所

紙を渡さなくても、カウンターのお姉さんがおばちゃんにこの料理は今日できるかと聞くので、最初から分かっており、レシートなしで調理に入る時もあります。

おばちゃんの一人はジャカルタのメンテン出身で、私がジャカルタに住んだことがあると知って親近感を持ってくれています。2年前にバンドンに来てITBの食堂で働いているとのこと。
食堂のおばちゃんにしてはしっかりとした顔つきをしています。
どんな事情があったのか興味があるところですが、私のインドネシア語能力では探ることはできないため、ふーんそうなんだね、という反応だけしています。

ドリンクを注文する場所、コーヒーを注文する場所、デザート(アイス)を注文する場所といろいろあり、いずれの場所でもまずは入口のカウンターでお金を払ってレシートを持って行って注文しないといけないルールになっています。

カフェコーナー
食べ物を注文するところ。食膳を返す場所でもある
アイスのメニュー

結構面倒なので、なんとかしてほしいんですけどね。もしかしたらすべてのカウンターが出入り業者でお金の管理をできないようになっているのかもしれません。
大学から出入り業者に入金される仕組みなんじゃないでしょうか。このあたりのビジネスモデルも調べるとおもしろい発見があるかもしれませんが、もう少しインドネシア語ができるようになってからですね。

インドネシアではマクドナルドのようなファストフードでも誰もかたずけに机が散らかったままなのですが、大学の食堂は食べ終わるとみなさんきちんと片付けます。

分かりにくいですが、片付けているところ

大学構内に落ちているゴミも非常に少ないので、教養ある人たちの集団なのだろうと思います。

食堂には日本でいう小上がり的なところもあり、そこで食べる人もいます。

インドネシア版小上がり

ご参考まで、外の食堂や安い学食の写真も載せておきます。

学生に人気の食堂 Prancis 
学部生のための食堂
食べる場所

最後にバニラソフト8,000ルピア。乳成分はかなり薄いですが、こういうものだと思えば満足感はあります。プレミアムアイスは15,000ルピア。




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