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アメリカ横断引越し日記 7日目 Flagstaff AZからSanta Nella CA
2010年8月26日木曜日 晴れ
ついにカリフォルニア州に入る。
今日は久しぶりに長距離運転した。650マイルくらいだ。
カリフォルニアは乾燥しているというイメージ。空が青いという印象があったが、今回は感じなかった。
テキサスやニューメキシコのような草原が続くのだが、山が地平線をさえぎる状態でたくさんある。山はごつごつしていてぎざぎざなのが、他の州と違う。
アリゾナ州の山並みとは違う。
カリフォルニアに抜ける途中で、ミニグランドキャニオンみたいなところを通った。
それなりの景観なのだが、観光名所にはならないだろうという程度。
美男/美女と普通の顔が、ほんのちょっとした目や鼻の位置や形の差でしかないのと同じ構図。
カリフォルニアに入るところで、全員車を止めさせられるのだが、自分の場合だけトランクを開けさせられ、Penskeのトラックの方も開けさせられた。
たぶん無精ひげのせいだと思う。
イスラム系の人間に見られたのかもしれない。
暗くなってから、目的地であるSanta Nellaに着いた。
最初目星をつけていたMotel 6はアクセスが悪いところにあり、何度かいったりきたりして、見つからず、結局いくのをあきらめもっと先にあるホテルにした。
25ドルほど高くついた。
何度かトライして行き着けないというのは、何かの運命というか、行くなというサインというか、無理に行かないほうがよい。
ホテルは古いが、きちんと内装を新しくしており、良い。
隣にAndersonというレストランがあり、有名そうだったので行ってみた。
Pea Soupが有名とのことだったので、注文した。多分ソラマメのスープだろう(注1)。料理はそこそここだわりを感じたし、おいしかったのだが、店員のサービスがちょっとひどかった。
ハードに甘えてソフトがなっていない典型パターン(注2)。
明日は、なんとか部屋を決めたい。
メイン画像の写真はAnderson Restaurant内部の様子(トリップアドバイザー提供)
このレストランの外観はかなり目立ち、オランダ風の大きな風車のついた建物でI-5からも良く見える。
(注1)そら豆ではなくグリーンピースのスープなような気がする。
(注2)その時に酷い身なりをしていたせいと思われる。
後日、家族でカリフォルニア中部の温泉巡りをした時に立ち寄ったら、素晴らしいサービスだった。
カリフォルニア州に入ったところで警戒され全部開けさせられたのも、おそらく同じ理由と思われる。
反社会的な人間に見えたのだろう。
身なりをきちんとすることはとても大事だと思います。
【コラム雑感】
左ハンドルは運転しにくいのか、慣れるのか。
結論から言うと乗っているうちに普通に慣れます。
慣れない時によく間違えるのが、ウインカーとワイパーです。
高速道路に入る時、ウィーンと加速しながら左のウインカーを出そうとし、間違ってワイパーを動かしながら突入するというパターン。
これをやってしまったことがある人は結構いると思います。
後、左折の時にどこを見たらいいのか分からず、若干混乱した頭のまま左折する。
日本で運転している時、右折が同じパターンのはずですが、混乱しないので、原因はよく分かりません。
間違えて左車線を走る。今まで1度経験があります。前から車が来るので気付きました。
こんな状況でした。早朝で空いている時に、駐車場をぐるっと回って道路に出て左折するタイミングです。
駐車場の中を走っている時にすでに左寄りを走ってしまっています。
そしてすっかり頭の中は日本という状態で、車が全く走っていない道路に出て左折すると、自然に左レーンに入ってしまっていたと言うものです。
日本に戻ってきて左ハンドルと勘違いした経験もあります。
子供達を後部座席に乗せて、チャイルドシートをセットした後、運転席に座るつもりで助手席の方に座り、一瞬自分は何をしようとしたのか分からなくなってしまい、助手席に座り続けるという失態をしたことがあります。
To be continued.
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