新型コロナの第7波がやってきた

そろそろ関東では第7波がやってきたみたいですね。

こういう話になると、波が来て欲しい人と来て欲しくない人の「願望」がぶつかって、SNS上ではつまらない言い争いになるのだが、私はあくまで客観的状況を見て判断している。

なんで来たと思うか、の理由をいえば、統計データと「現場の感触」の両方から「始まった」と判断できるからだ。

統計データだけを見ると「検査を増やしているからだ」とか、まあ「願望」でしか物事を判断しない人も多いが、客観的に見てもう上昇のきざしが出ていると感じる。東京都の場合陽性率も上がっているし、発熱相談数も増えている。


それ以上に重要なのは「現場の感触」である。

私はtwitterでコロナ診療に関わっている開業医や保健所の職員を何人もフォローしている。こういう人たちの感触が一番あてになるのだ。これは波の起き始めもそうだし、ピークアウトする時もそう。「増えてきている」「山は越した感じだ」という職員のtweetで、かなり正確に状況を把握することができる。

また「陽性率」のデータもあてにならない場合があるが、それも保健所職員のtweetで「データが溜まっていて検査数全部が分母に入っていない。陽性データから先に処理しているから陽性率が上がる」というものがあれば、異常値だと判断することもできる。

という訳で、そろそろ第7波が始まったと私は予想する。

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