マエダノマ

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最近の記事

22/23 ウルブス戦

今回も前半のみですが、パッキングレートを元に試合を見ていこうと思います。(後半は余裕があれば書きます) アストンビラ戦も同じようにパッキングレートを元に分析しているのでぜひご覧ください。 エリアごとのパッキングレート今節は前節と違って、エバートンがボールを保持してショートパスで組み立てる展開も多く、MF-DFのポイントが高くなっています。 主にボールを支配していたのはウルブスでその分エバートンに比べてポイントが高くなっているように思います。 続いて詳細のパッキングレートを見

    • 22/23 アストンビラ戦

      今回も前半のみですが、フラム戦同様パッキングレートを元に試合を見ていこうと思います。(後半は余裕があれば書きます) パッキングレートについてとフラム戦のパッキングレートは以下をご確認ください。 エリアごとのパッキングレート前節同様、エバートンはDF-GK間のパッキングレートが高く、相手を大きく上回っています。一方アストンビラはMF-DF間のパスが特に大きくエバートンを上回っています。 その2つを中心に詳細を見ていこうと思います。まずは、エバートンの詳細パッキングレートです。

      • 22/23 フラム戦 パッキングレート

        お久しぶりです、昨シーズン後半はあまりサッカー観戦してなかったのですが、育休に入ったこともあり、また観始めました! シーズンオフの期間にいくつかサッカー関連の記事を読み、(いまさらですが)パッキング・レートに興味を持ったのでフラム戦を題材に調べてみました。 パッキング・レートこの指標は、2018年のW杯で結果と強い相関があることが証明されています。具体的にはドイツ7-1ブラジルの試合で、ボール支配率、シュート数があまり変わらない中、パッキングレートは明確な差がありました。

        • 21/22 PL 第3節 ブライトン戦 マッチレビュ

          第3節 ブライトン戦のマッチレビュです。 気になったハイプレス、セットディフェンス、ビルドアップについて記載しました。 マッチプレビュはこちら。 スタメン エバートンのハイプレス4222のような形。普通の442より両SHが絞っているので4222という感じ。 ブライトンのビルドアップに関してはプレビュ参照。 ここでブライトンの左CBダンクにパスが回り、ドライブでペナルティエリアの高さから出ると... DCLはダンクに寄せ、リシャリソンがバックパスが出た時にGKにプレスに

        22/23 ウルブス戦

          21/22 PL 第3節 ブライトン戦 マッチプレビュ

          2節のブライトン vs ワトフォード戦をもとに、グレアム・ポッター率いるブライトンの戦術からエバートン vs ブライトンのマッチプレビュをしてみます。まずはブライトンの戦術について話した後にどういう展開になりそうか予想します。 ブライトンのハイプレス例えばGKからのパスを左CBが受けた時はこんな感じ。 基本ディフェンス時は442。 ポイントはモペイとトロサールが2人でアンカーに近い位置を取ること。 ここでワトフォードの左CBが右CBに横パスを出すと・・・ モペイがまずC

          21/22 PL 第3節 ブライトン戦 マッチプレビュ

          21/22 PL 第2節 リーズ戦 マッチレビュ

          第2節リーズ戦のマッチレビュです。 ↓マッチプレビュも書いてました! フォーメーション リーズは相手のトップ+1を最終ラインにするのでエバートンの2トップに対しては3CB。エバートンはサウサンプトン戦の後半に途中出場し、アシストも記録したイウォビがRSHで先発。CBはホルゲイトに変えてミナ。CBのコンビはゴッドフリーがいないこともあってベストなコンビが見つかってない模様。 リーズの攻撃の狙いとエバートンの守備リーズの基本陣形は3331、エバートンは442。 フィリップ

          21/22 PL 第2節 リーズ戦 マッチレビュ

          21/22 PL 第2節 リーズ戦 マッチプレビュ

          お久しぶりです!昨シーズンの第10節リーズ戦以来のブログです!笑 はてなブログで書いてましたが、noteで書くことにしました。 戦術的な面からプレビュできたらなと思います。 フォーメーション オフェンス◆ビルドアップ リーズのプレッシングのシステム上、エバートンのCBは一人余るので理想としては余ったCBがドライブでボール運んでマークをずれせたいところ。 しかし第1節を見る限りそこまでリスクを取らずにロングボール主体でいくと思います。ただ、DCLが深い位置をキープして、CBと

          21/22 PL 第2節 リーズ戦 マッチプレビュ

          19/20 PL 第2節 ワトフォード 戦

          今回は第2節 ワトフォード 戦について書きます。ワトフォードはプレッシングからのショートカウンターが得意なチームという点でエバートンに似ているという印象があります。 今回私が注目していたのは、第1節のクリスタルパレス戦の記事にも書いたように、人数を合わせてプレッシングされた時のエバートンのビルドアップです。 クリパレの記事 クリスタルパレス戦では相手が高い位置から人数を合わせてプレスするということはなく、数的優位を作りながら比較的簡単にミドルサードあたりまでボールを運べ

          19/20 PL 第2節 ワトフォード 戦

          19/20 PL 第1節 クリスタルパレス戦

          今シーズンも始まりました! 今年もよろしくお願いします。 本日は開幕戦であるクリスタルパレス戦について書きます。結果としては0-0で引き分けでした。結果とメンバーだけ見ると昨シーズンも後半に調子が良かったながらも勝ちきれなかった相手に昨シーズンと同じようなメンツで挑んだところ同じ結果になったというなんとも言えない状況です。 しかし、試合内容はシウバ政権2シーズン目となり1シーズン目のウィークポイント改善に取り組んだ跡が見えました。 試合総括 メンバーはゲイエが抜けたところ

          19/20 PL 第1節 クリスタルパレス戦

          CLファイナリストとの差 その2

          前回の続き 開幕直前に昨シーズンのエバートンについて振り返ろうぜ!という意図はなく、気づいたら本日19/20 の開幕戦でした。今更なのですが、ビルドアップ、プレッシング部分だけ振り返ろうと思います。 前の記事を読んで期待していた人いましたら申し訳ありません...(おらんかったかもしれんけど!) ビルドアップまずはエバートンの今シーズンのビルドアップについて振り返ります。 もちろん、ビルドアップ自体相手のプレス戦術に合わせて行なっているため、 ここで書くのはこういう傾向にあっ

          CLファイナリストとの差 その2

          CLファイナリストとの差 その1

          CLファイナリストなのでライバル リバプールかと思いきや、18/19 PL最終節で戦ったトッテナムのことです。笑 はじめに今回は18/19 PL最終節、エバートン対トッテナムの試合を元に今シーズンのエバートンについてビルドアップ、プレッシング、セットプレーの観点から振り返って行こうと思います。 また、それらを踏まえ、補強ポイント、ざっくりですが来シーズンの予想について話したいと思います。 まず、最終節のときの状況についてですが、8位のエバートンにとっては9位のレスターと

          CLファイナリストとの差 その1

          チェルシー戦

          3/18(月)のチェルシー戦、 主にチェルシーに対するエバートンのディフェンスの仕方について書きました。 オフェンスについても少し。 ディフェンス噛み合わせ: エバトンディフェンス時のシステムの噛み合わせですが、チェルシー433に対してエバトンは442なのでジョルジーニョが余ります。 これに対してエバトンは前回同様ジョルジーニョに対してFWが1人つくという形。 ただ前回と違う点は、シグルズソンがマンマークしているところ。 前回はたまにDCLがジョルジーニョについ

          チェルシー戦

          エバトンのディフェンス(vsリバプール)

          主にエバートンのディフェンスについてです。 エバートンは ボール保持時:4231 ボール日保持時:442 リバプールは ボール保持時, ボール非保持時:433 システムの噛み合わせを見ると エバートン守備時に442 vs 433となるのでリバプールのビルドアップの時にファビーニョのあたりをどういう風に守るのかが気になりました。 開始直後をエバートンは、右シグルズソン、左DCLでCB間の横パスが出たタイミングで、シグルズソンがファンダイクにプレス、同時にDCLがファビー

          エバトンのディフェンス(vsリバプール)