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日本の林業をファッションから変える?

これは、サービスが終了したg.o.a.tにて「Wed, 27 Oct 2021 10:14:37」に掲載した内容です。(画像は、noteのサービスを利用したので、若干雰囲気は違う)

作業着のお店だった「ワークマン」が、ワークマン女子とか注目されているのはもう多くの方々がご存知だろう。下記は、日経クロストレンドの2019年の記事です。この年のヒット商品ベスト30のトップに躍り出ました。
2019年ヒット商品ベスト30 第3回/全32回
ワークマンが大躍進 作業服から「ポストユニクロ」筆頭格へ
2019年11月02日 

ワークマン

今では、アウトドアラーたちやバイク乗りにも注目され、企業によっては制服をここで調達するところもある。うちの長男もバイクに乗るのだが、いろんなものをここで調達しているようだ。

作業服の世界がこうも変わる中、林業の世界は全然変わらないものかと思っていたらそうではなかったことを教えていただいた。そういえば、facebookの中でも木こりの知人がいつもおしゃれな赤のウェアを身につけている。教えていただいた3つのブランドを紹介しよう。

STIHL

Husqvarna

PFANNER JAPAN

STIHLは、どちらかというとチェンソーのメーカーのように思っていたけれど、チェンソーなどに巻き込まれないような防護服も販売している。STIHLのイメージからは綺麗なオレンジだ。

https://static.stihl.com/upload/assetmanager/modell_imagefilename/scaled/zoom/b00496f5b2bf43ff9547ce1a40cbd840.jpg

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ヘルメットもこんなふうに格好いい

Husqvarnaは、特徴的なロゴが目立つ。

こんなふうにアウトドアウェアも出しているが、全体的にウェブサイトは硬い感じもする。

最後のPFANNER(ファナー)は赤がシンボルカラー。

こいつがなかなか優れもので、危険がつきものの現場でのコミュニケーションを守ってくれる。Bluetoothでの通信は、バイク乗りの間でもう一般化しているものの、それがすでに林業界でも使われているとは知らなかった。

https://pfanner-japan.com/webshop/html/upload/save_image/0806122931_5f2b791b5fa3f.jpg

Protos® BT-COM

サイトの説明をそのままコピペさせてもらう。「Protos® BT-COM は最大4 人までの仲間同士での通話ができます。イヤーマフ内に搭載されているBluetooth 機能は、指1 本で簡単に操作ができます。マイクロフォンは周囲のノイズをカットし、通話をよりクリアにします。付属の充電専用USB ケーブルで簡単に充電でき、USB対応環境であれば、場所を問わず充電できます。充電完了からの最大使用時間はおよそ10 時間です。特に危険が伴う作業現場において、仲間同士の安全確認が必須な場面や、機具を使った作業中の電話受信であっても、作業を中断することなく、ワンプッシュで会話ができます。皆様の安全確認や仕事の効率を向上させる画期的なファナー最新システム搭載のイヤーマフです。」

現場では指差し呼称、危険予知をしつつ、それでも危険な場合には警笛を鳴らすのがこれまでであったようだ。チェンソーによる怪我も聞くことがある。こうして、海外からでも良いので新しい技術が現場に投下されて、安全向上が進むことは良いことだと思う。

その一方で、あんなカッコいい現場ならと若い人たちが後を目指すのも、嬉しく映る。ワークマンによって、作業着の世界にオシャレが舞い込んだように、お洒落が林業の現場に入ることで安全意識向上、作業環境向上、そして新たな人材が流入するような好循環が産まれるといいな。あわよくば、日本のメーカーがこの3つのブランドに続くようにとも期待せずにはいられない。

今日はここまで。


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