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Web3とは、なんぞや?

(冒頭の画像は、noel@少し未来(Sukoshi Future) さんの画像を使わせていただいています。気になった方は、ぜひ覗いてみてはいかがでしょう?)

私もIT系の技術を少しばかりかじっている一人として、Web3あるいはWeb3.0という言葉は、もう知っている。仮想通貨がブロックチェーンを利用して稼働していることも、その仮想通貨は初期に手にした者が利益を囲い込んでいる状況も含め少しは知っているつもりだ。

でも、自らブロックチェーンを利用したシステム構築にまで進んだことはない。もちろん少しは勉強したけど、それをもってして何かを構築するというところには及ばなかった。

身近なところでは、すでにスマホ系ゲームにはブロックチェーンが活用されているし、場合によってはシステム管理面においては、エラーなどにハックタグが利用され既にブロックチェーンで管理されていることも実感している。しかしながら、ブロックチェーンを利用した分散型相互管理システムによる何かしらの利便性を享受しているというところまでの実感はない。

逆に、現在日本政府が進めているマイナンバーカードシステムの動向を見ていると、とても心配で仕方がない。

マイナンバー公金受取口座を別の人に登録 複数確認 総点検へ(NHK NEWS WEB)

そんなところにSBクリエイティブ株式会社が運営する「ビジネス+IT」のサイトにて下記記事が目に止まった。

なぜWeb3は「期待していたのと全然違う」「詐欺だらけ」と批判にさらされるのか 中島聡氏が語るWeb3の未来

こちらは、会員登録しないと全編をご覧になれないが、登録は無料なので、是非ご覧いただくと良いだろう。

中島聡氏が語るのは、まだなんちゃってWeb3が多く危なげないこと、ポンジ・スキーム( 英: Ponzi scheme )ともいわれる投資詐欺が起こっていること、しかしながら行政サービスやNPOなどの組織に有意義に活用してもらいたい期待など。

ポンジ・スキームについて知りたい方はWikipediaの解説をどうぞ

この一連の記事の中編において、氏は期待値としてWeb3の世界をこう語っています。『ようやく見えてきたのは、非営利法人とNouns型のトークンを活用したインセンティブモデルの組み合わせです。』

Web3の活躍が期待できる「究極のアプリケーション」とは?
中島聡氏が語るWeb3の未来

また、『もっと進めば、「社会保障4:教育政策4:軍事費2」などと、個々が自分の税金を何に使うのかを自分で決めて、政府はそれによって配分された予算に則って政策を動かす、ということもできます。 』とも。

これは、面白いですよね。

日本では、すでに電子マネーによる給与支払いを認める制度が動き出しましたが、非営利法人における働き手のモチベーションがその組織のベクトルとビシッと合う様に電子マネーによるインセンティブが得られるとか、自身の収めた税金の使途をWeb3の未来電子政府では、自らが選択(指定?)できるとか、近未来はそうなるべきなんだよな・・・と考えさせられました。

ここで、GoogleのBardさんに、Web3を解説いただきましょう。

:昨今、Web3あるいはWeb3.0というワードが注目されています。 Web3に期待されること、逆に注意せねばならないことを箇条書きで列挙ください。


Bardさん:はい、Web3の期待されることと注意すべきことを箇条書きで列挙します。

Web3に期待されること

  • ユーザーの利便性やプライバシーの向上

  • 新しいビジネスモデルの創出

  • より民主的で公平なインターネットの実現

Web3に注意すべきこと

  • 技術的な課題

  • セキュリティリスク

  • 規制の不備

Web3は、まだ発展途上にあり、課題も多くあります。しかし、その可能性は非常に大きく、今後のインターネットの形を大きく変える可能性を秘めています。



:有難う御座います。
「今後のインターネットの形を大きく変える可能性を秘めて」いると解説されたことについて、もう少し詳しく解説して下さい。


Bardさん:はい、喜んで。

Web3は、ブロックチェーン技術を基盤とした新しいインターネットの形です。ブロックチェーン技術は、分散型台帳技術とも呼ばれ、中央管理者を必要とせずに、ユーザー同士でデータのやり取りを行うことができる技術です。

Web3では、ユーザーは自分のデータを自分で管理することができます。そのため、ユーザーのプライバシーが向上し、ユーザーの利便性が向上します。また、Web3では、新しいビジネスモデルを創出することができます。例えば、ユーザーが自分のデータを企業に提供する代わりに、報酬を受け取ることができるようになります。

さらに、Web3はより民主的で公平なインターネットの実現に貢献することができます。現在、インターネットは、一部の大企業によって支配されています。Web3では、ユーザーがインターネットの運営に参加できるようになるため、より民主的で公平なインターネットの実現が期待されます。

Web3は、まだ発展途上にあり、課題も多くあります。しかし、その可能性は非常に大きく、今後のインターネットの形を大きく変える可能性を秘めています。



:そうなんですね。
「現在、インターネットは、一部の大企業によって支配されてい」ると解説された点においては、Bardさんを創出したGoogleもその一つの企業であると言えますが、Googleの様な企業の支配が終焉しWeb3に移行する時期を、どのくらい先の未来と考えるのが適当でしょうか?


Bardさん:大企業によるインターネットの支配が終焉し、Web3に移行する時期は、まだ不透明です。しかし、Web3の技術が成熟し、ユーザーにとってのメリットがより明確になれば、Web3への移行が加速していくと考えられます。

Googleなどの大企業は、Web3の技術を積極的に活用し、自社のビジネスを拡大していく可能性もあります。そのため、Web3が完全に大企業による支配から解放されるかどうかは、まだわかりません。

しかし、Web3は、ユーザーにとってより自由で、より透明性の高いインターネットを実現する可能性を秘めています。Web3がどのように発展していくのか、今後の動向に注目です。



:そうなんですよね。
Web3過渡期にある現在、中央集権型でうまく管理されている現在のインターネットが、分散型台帳技術の不完全な運用によって、より不確かな混沌としたインターネットに繋がるのではないかと危惧しています。そういう意味で、Googleの果たす役割はまだまだ多いと考えますが、そうなるといつまでも中央集権型であるという矛盾が見えてきます。 Bardさんはどの様に考えますか?


Bardさん:確かに、Web3は、より自由で、より透明性の高いインターネットを実現する可能性を秘めていますが、一方で、より不確かな混沌としたインターネットに繋がる可能性があります。これは、分散型台帳技術がまだ発展途上にあり、その運用が不完全であることが原因です。

たとえば、分散型台帳技術は、データの改ざんを防ぐことができますが、データの喪失を防ぐことはできません。また、分散型台帳技術は、取引の処理速度が遅いという問題もあります。

そのため、Web3が完全に普及するには、分散型台帳技術の技術的な課題を克服する必要があります。また、Web3が普及したとしても、中央集権型のインターネットが完全になくなるわけではありません。中央集権型のインターネットは、Web3の技術を活用することで、より効率的かつ安全なインターネットを実現する可能性があります。

結局のところ、Web3がどのように発展していくのかは、ユーザーのニーズと技術的な課題の両方を満たすことができるかどうかにかかっています。



Bardさんは、Googleさんの肩を持つあたり若干心配で、結構計算が苦手なご様子なのですが(ある事業の収支を計算してもらったところ、かなり出鱈目でした。)、この手の解説は素晴らしく当たり前のことを教えてくれました。

今日のところは以上です。

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