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歌うようにしゃべる。

おはようございます。前田和亮です。

曲をつくるというと、やっぱりメロディー、ドレミの動きに意識がいきがちなんですが、実はメロディーと同じくらいリズムが大事なんじゃないかなと最近思っています。

ここでいうリズムは曲のテンポのことではなく、メロディーの音符の長さのことです。

同じドレミのメロディーでも伸ばす長さが違うだけで印象もすごく変わってくるように思います。


今日したい話は曲の話ではないんですが、僕は常々「しゃべるように歌う」ことができる人になりたいと思っています。

それは歌のつくり方から歌うということまで全部に関係していると思っているんですが、話をするということにも、「歌うようにしゃべる」ということが言えるんじゃないかなと思いました。

先日、映像編集について調べたいことがあって、その解説動画見たいなものを見ていたんですが、その人の話し方がなんとも心地よかったわけです。

話の内容は難しいのに、聞いていても疲れない。

他の人と何が違うのかなーと考えて、その人の話し方は落語っぽいということに気がつきました。

難しいことはわかりませんが、落語には独特のリズム感があると思っていて、それが聞いていて気持ちいいし、面白いんじゃないかなと思います。

話し言葉にもメロディーがあって、落語はそれをよりわかりやすくしているようにも思います。

しっかりメロディーがあって、リズム感があって。

これはもう音楽だ!と思ったわけです。

「歌うようにしゃべる」これも僕にとっては大きな気づきだなぁと思っています。


そんなわけで少し落語を聞いてみたりしているんですが、これが面白い。

話自体が面白いのはもちろんなんですが、1人で声色だけで何人ものキャラクターを表現すること、目を閉じて聞いていても声だけでその物語の風景が想像できることなど、圧倒されます。

まだ聞き始めたところなので、全然表面的なことしかわかっていないんだと思いますが、もう少し落語に触れてみたいと思いました。


ライブでもMCがあるし、配信を始めてからはより、話す時間が増えました。

完全にフリートークなので、その時思ったことをそのまま話しているだけなんですけど、もっとわかりやすく、もっと心地よく話すことはできるはずのなので、そのヒントが落語に、「歌うようにしゃべる」ということにあるんじゃないかなぁと思っています。


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