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雨ぞ昔の

この時期は

雨の季節。

知ってました?

日本には

雨の呼び名は一説では400種類以上あるらしいってこと…。

すごい数ですよね。

400ってポケモンのキャラクターと同じくらい。
(ポケモンもすごい)


小さい頃から雨は身近な存在で
絶えず傘をさしていました。

雨男って呼ばれるのにも慣れて。

故郷の福井は北陸特有、雨が降る降る。雨が降る。

基本的に曇天。

曇りは晴れと同義の感覚。


雨が好きかキライかでいえば

部屋の中で聴く心地よい雨音は好きだけど
濡れるのはキライ。

服が濡れるのはキライ。
靴が濡れるのはキライ。
替えの靴下がない日はもっとキライ。
髪が湿気でクリクリになるのがキライ。
カバンが濡れるのはキライ。
本が濡れてべろべろに波打つなんて大嫌い。
傘をたたむのもキライ。
水滴に後で不意打ちでしっぺ返しをくらうのもキライ。

雨に限らず濡れるのがキライ。

洗面所で知らずに濡れた床を踏んで靴下が濡れるのがキライ。
手を洗ったら袖が濡れるのもキライ。
顔を洗ってタオルで拭くまでの間に顔をあげたら胸元に入り込む水滴が伝ってくるのがキライ。

そんなキライな濡れることも
色々な面倒くさいことも
面倒くさいことを楽しめるような
時間の過ごし方ができると違ってくることに
やっと気がついてきた。

雨がキライなんじゃなくて
濡れることがキライなんじゃなくて

雨で次の行動が遅れたり
濡れて手間が増えて次のアクションが遅れたり

そんなちょっと先の未来への後ろ倒しが
キライだったみたい。

だから
ほんの少し
未来の時間にだらしなくなってみる。
未来の自分にだらしなくなってみる。

未来の自分が許せると
今の自分を許せるよう。
ましてや過去の自分はなおさらで。

今日も雨だけど
降っている雨は
幼い頃に傘に受けた雨と変わらないのに


雨ぞ昔の…。







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