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「ひゅーん」1年経ったし、利用者100人超えてるだろうし、記念にまとめました

コロナ禍で始めた相談サービスが1年以上経ちました

ひゅーん、なんだいそれは?という方は、下記のnoteを御覧ください。

まー、簡単に言うたら、僕マエダに気軽に相談してくださいっていうサービスです。報酬は正直いらないんだけど、それだと気が引ける人もいらっしゃるので、お金じゃなくて僕のAmazonほしいものリストから選んで買ってもらうというものです。こういうやつです↓↓↓

そんな僕に相談するサービスが、2020年の4月に始めて、いつのまにか1年以上経っておりました。あとおそらく利用者は100人を超えているかと思われます。

「100人超えているかと思われます」というこんな曖昧なのは数字なんて気にしていなくて、お役に立てれればそれでOKだからです。始めた当初から数ヶ月はほぼ毎日のように相談があったし、今でも月に数件ありますんで、おそらく100人は超えているんじゃないかとは推測しています。

まー、そんな「ひゅーん」について振り返ってまとめるのが今回の記事です。どんな相談内容が多いとか、そういうのを振り返ります。

相談内容で多いもの、相談受けてきて気付いたことなどを盛り込んでいきます。長い記事ですがぜひ読んでいただきたいです。

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相談内容ベスト1:
フリーランスなんですけどどうしたらよい?

一番多い相談は、「フリーランスで○年目なんですけど、どうやったら上手くいきますか?」といった内容ですね。似たもので「これからフリーランスを考えているのですが…」というご相談もあります。

僕もなんとかやっていけているフリーランスなので、経験則にはなりますが、こうしたらというのを出させていただいてます。ただし、人によってスキルや環境や状況が違うので、その人に合ったことを提案させてもらうので、一番多い相談でありながら、実は返答はその人の数だけ出してるって感じですね。

まー、いろいろな人生があるものですが、正直に感じたことなど、かなり厳しめなことも言っています。嫌われてもいいくらいにビシバシ。「あなたが適しているのはフリーランスじゃないかも?」「それは間違った行動をしているよ」みたいなこともハッキリ言います。せっかく相談してきてもらってるので、真っ向勝負で挑んでます。

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フリーランスで上手くいっていない人の特徴

フリーランスで上手くいっておらず悩んでいる人の多くは、決まって「そんな戦法していたって効果出ないでしょ、それじゃあ仕事ないの当たり前だよ」っていうことしてる人が大半です。

言われないと気づきにくいことですよね。

正直な話、クリエイターさんは商売は上手くないので、その点で悩まれている方々が多いです。実力はあっても仕事があるわけじゃないのがこの世界です。スキルなどとは違った視点を持てるかどうかのところですね。

その点が苦手なので、よくあるTwitterなどで見た戦略であったり、オンラインサロンやコミュニティで教えてもらった方法を、自分に落とし込まずにそのまんまやっていたり、再現性がないのに素直に実行していたりっていう人が本当に多いです。ちょっと鵜呑みにしすぎかなぁって思うこと多々あります。

要は、そんなところで物を売ってても買ってくれないよ!っていうことを平然とされています。マーケティング・市場の見極めの失敗。そもそもクリエイターの学び場でよく話されてるのは「セルフブランディング」のことばかりな気がします。それも大事だけどどこで売れるかの考察こそ必須だと僕は考えています。

自分のマーケット、すなわち自分の役割はどこでどうなるのかを、自身で見極めれてない人が悩まれています。せめてそれがわかると、似た方向性の成功者の真似から始めるとよいですけど、その選定ができないって感じ。

そういった人に、「そもそも市場が間違ってるからこうしたら?」というのを僕なりに分析してお返ししています。

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自らで損になることをしている人が多い

そして、各人の話を聞いていると、自ら損を招き起こしている人が少なくないです。(多いってことです)

例えば、修正回数や著作権のことなど最初に自分本位でバチバチに固めた取り決めをしていて、お客様に敬遠されていたり。

例えば、マーケットが間違っているので、全然見当違いな仕事依頼が来て、自分で受けきれない仕事を無理して受けていたり。

例えば、スキルがまだついていないのに、言葉だけはいっちょまえなSNS発信をしていて、「思っていた人と違った!」とお客様とトラブルになっていたり。

例えば、ヒアリングシートというお仕事ごっこのようなことをしていてお客様とのコミュニケーションの無駄を作っていたり、ヒアリングシート情報だけで作れるわけないのに自分で得る情報を限ってしまっていたり。

…みたいなことです。

なんというか、自己都合で物事を決めすぎていて、相手のことを考えていないんですよね。商売ってそういうところを疎かにしてしまうと上手くいくはずないのに。

ここも正直、どこかで情報を得てきてそれを鵜呑みにしているパターンですね。机上の空論なことが多く、その情報を発信してる人も果たして上手くいってるのかどうか…。インプットしたものを素直に受け入れるのはよいことですが、思考がストップしているとも言えます。

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相談内容ベスト2:
就職活動についてどうしたらよい?

2番目に多い相談が、就職活動についてです。新卒の人よりかは転職活動や専業主婦から会社員やパートで働き始めようという方々からのご相談が主です。(正直、もっと学生さんが来てくれてもよいんですけど、僕のフォロワー属性にいないので仕方ない)

僕は職業訓練や専門学校の講師をしていましたし、採用にも関わっていたので、この辺りの分野についてもビシバシお話させてもらっています。嬉しいことに見事に就職できた!という報告を受けてます。やったー!

就職活動の相談のときは大きく2つの問題にわかれますね。
①進路の決定があいまい
②ポートフォリオなどの応募書類が弱い

の2点です。

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①進路の決定があいまい

例えば「WEBデザイナーになりたいんです」とか「子育てが楽になってきたので復職を」みたいなことを考えている方についてです。

話を聞いていくと、「自分のやりたいことは〇〇で、それができるのがWEBデザイナーかなと思って考えていた」ということがあります。「ん?それって△△でもいけますよ」というお話をすると、100%で「そんなの知らなかった」と返ってきます。固定概念というか、これも情報を鵜呑みにしすぎている影響ですね。

また、正社員を希望されているけど、働き方の希望を聞くと、アルバイトやパート、契約社員の方がその希望を満たすことできそうなときもあるんです。働く=正社員でというイメージはわかりますけど、全然たくさん道はあります。

こんなふうに、自身の考えている進路があいまいな方が多いです。これからのことなのでわからないことは多いかもしれないですけど、そこを相談していただけると、こうしたら?を出せるので、お困りの方は僕じゃなくてもよいので、誰かに相談してみることは本当にオススメします。

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②ポートフォリオなどの応募書類が弱い

応募書類、こちらもバッチリ見させていただきます。履歴書に職務経歴書、そしてポートフォリオの作り方に悩まれている方、多いですよね。

案外盲点なのが、職務経歴書の書き方だったりします。正解は一つではないので、その分いろいろと悩まれてるんだと思います。

履歴書も職務経歴書もそうですが、就活の応募書類って自分を見返さないと書けない&自己PRを追求しないと書けないので、自分と向き合うことへのアドバイスなどさせてもらっています。まず書けるものがないと、どう見やすくまとめるかの話ができませんので。

そしてクリエイターならポートフォリオは必須ですが、ポートフォリオの作り方を、自分がしてきたことと合わせて、選考もしたことある経験の目線での話もさせてもらっています。

どんな構成か、どういった見せ方をするべきか、プロフィールや文章、画像をどう配置するかなどなど、載せる実績が少なくてもしっかりアピールできるようにアドバイスしています。

決まり決まったポートフォリオのテクニックもいいのですが、大事なのはその人のアピールできる要素です。そこを見極めてこうしたら?というのを出させていただいています。「そうか!こういう内容をもっと増やそう!」なんて気づきにもなりますよ。

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どこの馬の骨か知らないところで習ったポートフォリオのヤバさ

はい、ちょっと吐き出させていただきます。

ポートフォリオ、オンラインサロンやコミュニティなどで習ってきて作ったものを見せてもらうっていうこともあるのですが、まぁ内容が悪い意味でヤバいものが多いです。「え、何を教わったの?」とビックリすることあります。

まさに就活や新規開拓などの経験値が少なく、苦労を知らない人の、机上の空論となったアドバイスをもらっているのが丸わかりで、もうなんというか、可哀想になってきます。

なんか、今回のnoteはオンラインサロンのディスりにもなってしまいそうです。でもそういった方々からの相談も本当に多いんです。嫌でも実情を知ってしまうという…。他人の人生を左右するんすよ。ほんと、ちゃんとしてくれオンラインサロンのエライ人たちよ。

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相談内容ベスト3:
作ったデザインの添削をしてほしい

こちらもよくあります。練習やポートフォリオ用にデザイン物を作ってみたけど、チェックしてほしいといった内容がですね。名刺作ったので見てくださいってのも一時期多かったです。

添削、要はデザインのどこが良くてどこが悪いか…、もうそれはビッシビシいってます(笑)忖度なしでここがこうダメだから、こう直してみてはというのを連発させてもらっています。

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添削って難しいんですよ実は

添削いうても、仕事での実案件でお客様に満足してもらうのがゴールではないので、いわゆる会社の上司に添削してもらうソレとちょっと違います。(学びの場でこれを履き違えてる人多いです)

相談者さんが50点のデザインを作ってきたとしたら、55点になれば万々歳なんですよね。いきなり80点、100点の直しをしたって、本人がちゃんと理解しておらず次作るときに活かせずに身につかない。50点の未熟な自分がどこに気づきレベルアップできるか、そこを指摘させてもらわないと意味ないんです。

そういうところはとても気にかけて添削をしています。何のための添削かを考えています。

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その他の相談内容:
こういうアイデアがあるけど、どうしたらよい?

事業であったり、個人的なサービスやイベント構想など、何かアイデアはあるのだけど…という方の相談もあります。

そのアイデアについてどう思うか、率直な感想を聞かせてほしい、アイデアを実現するには何から始めたらよいか、一人では難しそうなので仲間集めのヒントを知りたい、などなどのご相談に乗っています。

なんだか、こういうのって前までは、バーでふらっと知り合った経営者さんとかとお話してたことだなー、なんて懐かしくもあります。コロナ終わったらバー行きたいっす。

アイデアを聞いて、さらにこうしたら良いのではというのを出させてもらうのも刺激になってよいです。デザイン×ビジネスという観点って本当にとても大切だと実感します。

もちろん秘密厳守です。誰にも言いませんのでご安心ください。

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その他の相談内容:
オンラインサロンに入っているけどあまり効果の実感がわかない

即刻に抜けることをオススメしています。「効果ないのに続けるなんておかしいでしょ?」と思われるのが普通ですが、これ意外とあります。

学び系のオンラインサロン、いろんなところの名前を聞きます。相談される要因だからでしょうけど、どこも良いなと思ったことがないです。内容を聞けば聞くほど、僕のサロン嫌いメーターが上昇していきます。良いサロンがあったら、ぜひ教えてください。

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嗚呼、オンラインサロン

いやー、今回の記事は一部の内容がオンラインサロンに関する苦言になってしまっていますが、マジでオンラインサロンにいる人からの相談って多いんです。それだけたくさんの人がオンラインサロンとかコミュニティに入ってるのかなと思えちゃうくらい。(リアルで入ってるという人は僕の周りにはいないんですけどね…)

オンラインサロンやコミュニティでは相談しにくいから(この時点でそれらの意味がないんだけど)とか、本当にこれでいいのかとセカンドオピニオン的な使われ方もされています。

練習で作ったデザインを、「オンラインサロン内で添削してもらったんですけど、マエダさんも見てもらえますか?」なんてこともあるのですが、その添削見たらね、まー驚きます。添削は難しいと先述しましたが、添削ってなんだ?っていうレベル。

添削って、その人のレベルを上げるためにいろいろ指摘したり改善案出したりするものなのに、全然検討違いな指摘してたり、「え、そこスルーしちゃうんだ」といったことがあったり、元のデザイン関係なくガラリと変えたデザインにしてしまったりと、もう自己満足なだけ。しっかりしてくれ。

僕がオンラインサロン被害者の会でも作った方がよいですか?っていうくらい酷いです(笑)

まーね、どこまでもディスっちゃうんですけど、いろいろな学び系のサロンやコミュニティの話を聞くんですけど、「そこ良いですね!」ということを聞いたことありません。そんなところにお金払って入るなら、月に数冊でも勉強の本でも買った方が断然よいですよ。
※相談のないサロンは良質なのかもしれませんが、まー大抵出会いました。

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やっていないこと・即お断りしてること

ひゅーんは、基本的にどんな相談でもお受けします。仕事のことじゃなくてもいいですし、遊びにまつわることや恋愛相談でも受けます(笑)

単に僕のことを聞きたいって方もいらっしゃいました。もう聞かれること全部話しまくりです!

一つ、必ずお断りさせていただいているのが、仕事で作っているデザインを見てもらえないか?という相談です。きっぱりお断りしています。守秘義務というのもありますし、全く関係のない僕が、どんな案件であれ少しでも関わるというのは、リテラシー・モラル的にもありえません。

実はこれ、言われてくる方の全員がNGだと全く知らずに相談されます。フリーランスでどうしても埒があかない、この案件どうやって進めていけばよいかわからない、そんな心情で相談してこられるんだと思います。会社員でも上司に聞けずに?な人からもありました。

憶測ですけど、おそらく他の場所(何とは言わないけど)では平然と行われているんですかねぇ…。。。。

こういうところは、キッパリ。マエダはちゃんと断ってます。

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ひゅーんをやっていての気付き:情報収集は皆してる

そんなこんなでたくさんの方の相談を受けてきました。共通して言えることとして、皆さん、たくさんの情報収集はされているんです。そうしてないと僕の「ひゅーん」だって見つけてもらえていないと思いますしね。

だけど、その情報たちにとても惑わされているなっていう印象です。

あれもこれもしてみる、行動あるのみは良いんですけど、その行動するだけの虜になっていて、取捨選択や思考ができていない人も多いように感じます。「〇〇しないとダメ!」とか「〇〇をやれば稼げるぞ」みたいな情報に素直に影響されていませんか。

落ち着いて、自分の信じることを突き進んでください。そこがないと良い情報も役に立ちません。そんなことを言わせてもらったこともあります。

思考、それがないと、どんな情報を集めても意味をなさないと僕は考えています。たくさん得た情報を意味のあるものにするのであれば、思考し続けることです。(なんかエラそう)

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最後に…まだまだ「ひゅーん」やりますよ

ということで長い記事になってしまいました。そろそろ終わりましょう。

ひゅーん、今もボチボチと、気づかれた方やリピートしていただいている方もいらっしゃって、変わらず継続しております。

どうして「ひゅーん」をやっているのか?
それは、単純に誰かのお役に立ちたく、僕でできることで、人生がシンドイと思ってる人を救いたいという気持ちです。そういった人って孤独に考え込んでいる人が多いんですよね。

たぶん、若いころの僕もそうだったと思います。誰に相談したらよいかわからず一人で悩み苦しんでました。ちょっと誰かに話をしてみるだけで解決したことなんてたくさんあっただろうにと、今の僕なら感じます。そんな昔の僕がこんなサービスがあったら喜んでくれるかな、という想像をしながら作ったのが「ひゅーん」なんですよね。

まだまだ続けるつもりですので、一人で悩まず相談してください。某所のセカンドオピニオンでも構いません。今の御時世、孤独になりがちですし、ぜひマエダでよければ何かのお役に立たせてください。ご連絡お待ちしております。

連絡は、僕のTwitterのDMからどうぞ! イジョウ!



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