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2023

●2023

後厄の2023 おやすみみたいな一年だった 年の初めに「いらないものを捨てる いるものを捨てない」と手帳に書いた うまく行ったかはわからない

1月は元旦から走った 年末につづいて毎日のように走っていた それから精神が悪くてやたら吐いていた 時間をかけて絵を描く練習を始めた 仕事おわりと休みの日 1ヶ月かけて1枚絵を描くというのを4月くらいまでやった 具合がわるく仕事を休みまくっていたら2月にとてつもなく金欠になった 食べるものも買えないレベルの いろんな方に助けてもらった 画家の知人が亡くなってその人が絵に書いていたツバキの木を探しに行った 見つけたツバキの木の下に落ちていた花を拾って、いつも話していた橋の下の川に流したりした 

2月3月はものすごいうつでメニエルの発作もあった 春になった 夏の引っ越しを決めた 自分がサナトリウムと呼ぶなにもないところに戻ることにした それから夏になるまで、ともだちと海でホットサンドをたべたりいろんな秘湯にいったり ナイトプールに行ったりして楽しく暮らした 家はちょうど1年住んだ バルコニのある一軒家 晴れた日には海がみえた 虫さえでなければとてもいい家だった 丸3年やった仕事をやめた こんなに働けたのは初めてだった かなりいい経験になった でも最後にストレスで顔面じんましんになった メニエルにもまたなった 

7月、3年半住んだ土地を引っ越す 九州で仲のいいともだちが2人できた 自分にとってはすごいこと ともだちに、二度とこんなとこ来るなよと言われた おもしろいこともあったけれど、だいたいは貧困生活で最悪だった 引っ越しは車で コロナになった それからまたメニエルになってうつになってしぬのにもまた失敗したりして夏が終わった 
仕事をやめて 貯金がなくなって 結婚もしていなくて恋人もいない でもいまは住むところと食べるものがあるから精神が楽だ 

秋は家にきたあたらしいクロスバイクでサイクリングしまくった 障がい者手帳も申請した 素敵なギャラリや喫茶店に出会った 京都と東京にもいった 東京大神宮では去年のお守りを返してあたらしいのをまた買った 都会にいくのは楽しい でもつかれる 冬はともだちのお墓参りに4年ぶりに行けた それから大きな絵を描き始めた 50号の絵 初めて描く あと急に寒くなって小説を書きたくなったから描きかけの絵の前で小説を一気に書いた 残った日々は大きな絵をすこしずつ描きながら年を越す

2月に描いた絵

◯2024

2024年は積み重ねる年にしたい お金も仕事もなにもなくなった今の状態からすこしずつ積み重ねてまたふつうに、おだやかに自分で暮らせるようになりたい 絵を少しずつ描く 文を書くのもつづけられたらいい 飽きるまで休んだから2024年は躁にならない程度にうごきたい どこかでまた絵の個展がしたいのとビッグサイトの文フリに出たい ビッグサイトに行ったことがないからいってみたいだけ 個展はどこでできるかわからないけれどまずはお金を貯めようと思う それより仕事をさがす それから一人暮らししたい いつか三鷹市に住みたい 最寄りが三鷹駅じゃなくてもいい 三鷹市という土地ならどこでもいい でもそれは夢のまた夢 
とにかく生活を社会で送りたい 精神がもろすぎて数えきれないほど仕事をやめたり 家を引き払ったり パートナーシップを解消したり してきた もう懲り懲りだけれどそれでも諦めずにやる これが最後 これでだめならあきらめる そういう気持ちでいつでもいる いつかおだやかに生きられますように

✴︎ この星にひとり

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