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【数学教員のぼやき】この時期にやったらいいと思う数学の復習

「この時期の授業にやることがない」
とぼやく同僚の声を聞いたことがありますか?

この3月の学校が春休みに入る前の1週間前あたりから聞くことがある言葉です。私もそう思っていた時期がありましたが、むしろこの時期が面白いと近年は思っています。教科書がすべて終わったということは問題練習もできるし、応用問題、探求問題もできる。
教科書が終わってからが本番といってもいいのではないでしょうか。

私が痛感している振り返り部分

①円・おうぎ形

円とおうぎ形は毎年復習してもいいくらいだと思います。円やおうぎ形だけでなく、円柱や円錐の展開図にも影響するし、公式を単に覚えていると応用が利かない。単に練習するだけでなく、展開図を作ってみたり、説明課題をしたみたりして印象に残すものをしたらいい。

②錐と球

なんで錐は3分の1なのか、球は4や3分の4が出てくるかを探求してみるといいですね。そもそも錐がすべて3分の1というのは簡単に納得できるものではないと思うんですよね。球はもっと納得いかない。公式だから覚えておこうは忘れますね。

③関数

関数の扱いは本当に差が生まれやすい。基本問題だけでなく、実生活的な問題や数学的な問題をどちらもやると交点や式を出す意味がわかっていいのではないでしょうか。

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