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好奇心を持ち続ける価値

こんな無駄な知識を集めても意味がないのではないか・・・
新しい体験をしたからといって、将来の役に立つとは思えない・・・
なんの目的もなく新たな経験をしてもいいのだろうか・・・
無意味なことに時間を使っているのではないか・・・

「好奇心で行動する」といえば聞こえはいいものの、その実態は、人生の目標とはなんの関係もなさそうな知識のため込み、いつ役に立つともわからない体験の山を積み上げることにほかなりません。そんな経験を積み重ねれば、やがて自らの行動に疑問を感じ始めても不思議ではないでしょう。

しかし、あなたの行動は決して無駄ではありません。偉大な発見のなかには、当初は無駄だと思われた行動の積み重ねから生まれたものも多いからです。

鈴木祐著 運の方程式

ガウス

19世紀に活躍した天才数学者。15歳で暗号理論の基礎となる「素数定理」を予想、34歳では物理や化学の計算に欠かせない「複素平面」を開発。生前は自身の結果をあまり公にせず、死後の遺稿から発見された功績もある。ガウスは数学をさほど役立つ知識とは考えておらず趣味でやっており、職業は天文台のチーフだった。

無駄だと思われていた知識や経験が後で役立つケースは、私たちの身の回りでもよくあります。


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