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こんまり流バックの片付けでカバンが見違えるように軽くなった

「人生がときめく片付けの魔法」という本を知っていますか?2010年に出版され、ミリオンセラーとなった書籍です。昔の私は一回この本を読んだ記憶があります。片付けの基準が「ときめく」というぼんやりしてるな、モノを人のように大事に扱う考え方なんだなと読んだインパクトはありました。しかし、当時の私には読んでおしまいというなんとも残念な感じでした。著者の近藤麻理恵さん的にいうなら「その時の本は片付けについて考えるきっかけをくれてありがとう」って感じでしょうか。その時の本はそういう役割だったのかもしれません。

1、オーディブル版「人生がときめく片付けの魔法」

最近、通勤の時にオーディブルを聞いています。車通勤なので本も読めないし、動画も見れない、悩んだ結果ここ1ヶ月はオーディブルです。そこで「人生がときめく片付けの魔法」に再会しました。買う前にレビューを見る派の私。ナレーショについて賛否両論。「本人のようでいい」という人や「アニメ声、ささやく感じがイヤ」という人。私自身は「内容がしっかり聞ければそんなの気にしない」と言った感じで購入しました。結果、私としてはナレーション良かったですよ。論理的な本というより、感情よりの本なので本人に近い声の人がナレーションをしてくれていると「本を読んでいる」というより「こんまりさんの講演を聞いている」ようで活字より内容が入ってきました。

2、2度目の読書で考え、見え方が全然違って驚いた

自分は理屈くさい方だと自覚しています。「人生がときめく片付けの魔法」は理屈より感情的な部分が多い本です。なので1回目の読書では「それってこんまりさんの主観や経験則でしょ?」みたいなことがよくありました。しかし、最近多くのミニマリストの本や片付けの本を読んだあと、「みんな同じこと言ってんな」って感じました。「必要なモノで暮らす」「ものは持ち過ぎない、多いことが幸せでない」などなど。唯一バラバラ感があるのは「片付けを一気にやる」か「習慣にするか」みたいなところですが、段階なんだろうなと自己解釈。こんまりさんが先人だったのか、同じところにみんな行き着くのか、私の辿った形跡がたまたまそうだったかわかりませんが、2度目の「人生がときめく片付けの魔法」は私にとって片付けの解決編みたいな本となりました。

3、実践「カバン編」

私は通勤にリュックサックを使っています。今までは中身は入れっぱなし。毎日筋トレの如く、重いリュックを担いで通勤していました。何度か、「カバンの中身は帰ってきたら全部出して片付ける」という内容を本で読みましたが「どうせまた同じように入れるからいいじゃん」とやらずにいました。しかし、こんまりさんは「帰ったらバックの中身をラグの上にずらりとすべて出し、それぞれの定位置に返していく」というではありませんか(まあ、読んだのは2回目ですが)すべて定位置に返してあげる。住所不定のものがあると、散らかる可能性が一気に高くなる。しかも、住所不定者が続々と集まって棚の上がちらかる。
思わず「ファンタジーっぽい考えだけど、なるほどわかる」と言ったところです。「これくらいいいや」にしてしまうとそこから崩れていくことは往々にあります。というわけで、「帰ってきたらカバンの中身をすべて棚の定位置へ返す」作戦を1週間実行しました。

良かったところ
①カバンの中身が減った めっちゃ軽くなった。
②あまり使わないものを自覚して、捨てられた。もしくはいつも使う場所に設置できた。
③カバン自体の定位置も決まり「これジャマ」と家族に動かされることも無くなった。

4、まとめ

名著は2回目でも発見があるかも。モノの定位置を決めて返してみよう。手間はあるけど、得られるモノの方が多いかも。

最後まで読んでいただきありがとうございました。良かったら他の片付けの記事もお願いします。


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