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【読書感想文】才能の地図

「才能」の見つけ方を読んでから、今回の「才能の地図」を読みました。
才能の地図はエビデンスに基づいて、才能の「問題」と「解決」について書かれています。
この本のもっとも強く推したい主張は「人生は異能バトル」ということだと感じました。
例で出てくる「さるかに合戦」はいい例だなと思います。
かにに協力するキャラクターがそれぞれの良さを生かして戦っていますよね。

才能を発揮できない3つの理由
・「好き」や「得意」なことで才能を探そうとしている
・人生を成功に導く「特別な能力」があると思っている
・人生は「生まれ」で決まると思っている

なるほどなと思ったこと

「好き」は変化していく
確かに今自分が好きなものと過去に好きだったものは違う。
昔は本を読むことも読書感想文を書くことも嫌いだったけど今は毎日書いている。
「好き」を追う人に対する評価が状況によって変わる
ある研究では「仕事が好きな会計士」よりも「仕事が好きなコンサルタント」の方が評価されやすく、パフォーマンスが高かった。
斬新なアイディアを売り込むときは「好き」をアピールした態度が有効に働くが、具体的な条件の交渉を行う時には「好き」をアピールした態度が逆効果に働く。

「自然にやったしまうこと」で才能はわからない
世の中の人の多くが、持ち前の才能を表に出せないケースが多い。
能力を出せない理由を大きくまとめると
①別の能力が足を引っ張っている
②スキルのなさが足を引っ張っている
③トラウマが足を引っ張っている
④環境が足を引っ張っている
⑤セルフイメージが足を引っ張っている
「才能」の見つけ方では「ついやってしまうことが才能」と言っていたのに反対のこといってるなと思って読んでました。
そのやってしまうことが何かに足を引っ張られている可能性を考えるということはいいのかと思いました。

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