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最強の勉強法を読んで、LEAN勉強法について考えてみた

読書の目的

私は常に向上心を持って勉強に取り組んでいますが、なかなか効率が上がらず、時間ばかり浪費していると感じていました。そんな時に出会ったのが「最強の勉強法」という本です。タイトルに惹かれて手に取ったのですが、時間術や目標設定について詳しく書かれていると知り、すぐに読み始めました。

エッセンス

本書で特に重要だと感じたのは、以下の5つのポイントです。

  1. 「目標を見える化」し、「やるべきこと」と「やらないこと」を明らかにする

  2. 「無駄を省き」時間を捻出し、やるべきことにフォーカスする

  3. 「カイゼン」を繰り返し、プロセスを磨き上げる

  4. そのプロセスを習慣化する

  5. 長期的な展望を見据えながらも「小さな勝利」を意識し、モチベーションを高く保ち、LEANの良循環を継続していく

従来の勉強法とは異なり、「やらないこと」を明確にすることが重要だと説いています。また、小さな目標を達成することでモチベーションを維持し、継続的に改善していくことが大切なのだそうです。

トヨタのLEANとは

トヨタのLEAN生産方式とは、トヨタ自動車が長年培ってきた生産管理方式です。ムダ、ムラ、ムリを徹底的に排除することで、短納期・高品質・低コストを実現するシステムです。

具体的には、以下の7つの要素から構成されています。

  1. ムダの排除:ムダとは、価値を生み出さない活動のこと。在庫の過剰、待ち時間、不良品、運搬、作業のムダなど、あらゆるムダを徹底的に排除します。

  2. ジャストインタイム生産:必要な部品を必要な時に必要な量だけ生産することで、在庫を減らし、無駄なコストを削減します。

  3. ワンタッチシステム:作業者が複数の工程を担当することで、ムダな動きを減らし、作業効率を向上させます。

  4. 目に見える化:生産状況や在庫状況などを可視化することで、問題点を早期に発見し、改善することができます。

  5. ポカヨケ:ミスを事前に防ぐ仕組みを作ることで、不良品の発生を抑制します。

  6. 継続的な改善:常に現状を分析し、より良い方法を模索することで、生産システムを不断に改善していきます。

  7. 全員参加:経営者から現場の作業員まで、全員が改善活動に参加することで、より効果的な改善を実現することができます。

LEAN勉強法とトヨタのLEAN

本書で紹介されているLEAN勉強法は、トヨタのLEAN生産方式の考え方を応用したものです。具体的には、以下の点で共通しています。

  • ムダを排除する:集中力を妨げるような「やらないこと」をリストアップし、排除することで、学習時間を確保します。

  • カイゼンを繰り返す:勉強方法を常に分析し、より良い方法を模索することで、学習効率を向上させます。

  • 小さな勝利を積み重ねる:小さな目標を達成することで、モチベーションを維持します。

行動プラン

この本を読んで、私も早速LEAN勉強法を実践してみることにしました。

  1. 目標のポートフォリオを作成

まず、短期、中期、長期の目標をそれぞれ3つずつ書き出し、ポートフォリオを作成しました。それぞれの目標達成に必要な具体的な行動も書き出しました。

  1. 「やるべきこと」と「やらないこと」をリストアップ

次に、目標達成に必要な「やるべきこと」と、目標達成に関係ない「やらないこと」をリストアップしました。SNSやテレビなど、集中力を妨げるものは「やらないこと」リストに入れました。

  1. 「カイゼン」を意識した勉強法を実践

具体的な勉強法としては、以下のようなことを意識しています。

  • タイマーを使って集中時間を計る

  • 休憩時間を設ける

  • 勉強した内容をまとめる

  • わからないことはすぐに調べる

  • 毎日少しずつでもいいので継続する

トヨタのLEANについてもっと知りたい

LEAN勉強法を実践していく中で、トヨタのLEAN生産方式についてもっと詳しく知りたいと思うようになりました。今後、関連書籍を読んだり、実際に工場見学に行ったりして、より深い理解を深めていきたいと思っています。

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