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【先生は早く帰りたい】仕事を増やさない考え方

あるとき、こんな仕事のお願いをされた。
「コロナでここ3年は作っていなかった活動を生徒にさせるために、その計画とまとめるための様式を用意してほしい」
そのときは、「わかりました」といったけど、よくよく調べると今年度もする必要のない仕事をしようとしていることがわかってお断りした。

それをなぜやるのか、やると誰のためになるのかということを考えて計画、提案をしないと学校はすぐに仕事であふれかえる。
意図がわかりやすいものも意図がとてもわかりにくいものもある。
そんなときは担当の人に話を聞いてみよう。
担当の意図がちゃんとわかると必要な過程や不要な過程もわかる。
私の職場でも担任に振られた仕事でやたらややこしいものがあったけど、話を聞いたら担任でなくても担当でさっとできる仕事だったということもある。

商売の話に三方よしという考え方がある。
「売り手よし、買い手よし、世間よし」
私は学校バージョンだと
「生徒よし、教員よし、世間(保護者)よし」
だと思う。

教員は「教員よし」を忘れがち、「生徒のため」という言葉に負けてはいけない。たまに誰のためにもなっていないことがあるからそれは断固としてやらないようにしなくてはならない。

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