サッカー日本代表ベトナム戦かわいそうだった日本選手

はじめまして。前ちゃんです。この文章がnote初投稿になります。初投稿は何を書こうと思った時に、「やっぱり専門分野だ」と思い、サッカー日本代表について書くことにしました。
ぜひ最後まで読んでください!!

かわいそうだったのはあの選手

かわいそうだった選手は、柏レイソルの細谷選手だと思います。テレビ放送がなかったためフルマッチを見た方は少ないと思われますが、僕がフルマッチを見ている限り細谷選手の名前を実況で聞くことはとても少なく感じました。実況を聞いていて名前を呼ばれることが少ない選手はあまり、ボールに絡むことができていないということです。
ではなぜ細谷選手がボールに絡むことができなかったのか。それは、ベトナムのコンパクトなライン設定だと僕は考えます。ラインがコンパクトとは、ベトナムのフォワードのラインからディフェンスの最終ラインまでの距離が近いということです。少し難しいので写真を見てもらった方がはやいと思います。

コンパクトな守備
コンパクトではない守備
一般的には間延びしていると言われます

だいぶわかりにくい写真だと思われますが、いい写真がなかったのでお許しください🙇
では、コンパクトな守備はなぜ細谷選手を苦しめたのか。それは、コンパクトなラインを設定すると真ん中のスペースがなくなりフォワードの選手にボールを集めることができなくなります。
細谷選手は馬力があって裏にどんどん抜けていって泥臭くても得点をとってくるような選手です。
ベトナムのコンパクトな守備を崩そうと、日本の両サイドバックが高い位置を取りサイドハーフは中に絞ってきて中にスペースがさらになくなり、
ベトナムの徹底したラインコントロール(最終ラインの上げ下げのこと)によって細谷選手の長所である裏抜けができない状況になり、真ん中で起点を作ろうとしてもスペースがなくてボールがもらえないという、どうしようもない状況を作られていました。その結果、細谷選手は前半で交代となってしまい45分の出場に終わってしまいました。以上が細谷選手をかわいそうだと思った理由です。

コンパクトなラインを崩した南野選手とコンパクトなラインの崩し方

ではなぜ、日本は苦しめられたのに3点も取れたのか。これは誰がどう見ても南野選手が凄かった!!!!
あの狭いスペースの中で細かい動きを繰り返してスペースを見つけて点を取り切ったことが凄いと見てみてさすがだなと思いました。詳しくは日本対ベトナムの試合ハイライトをYouTubeで見てみてください。日本の2点目だけでもみてください!!!!
少し熱くなってしまいましたが笑笑
コンパクトな守備を崩すには3つの方法があると僕は考えています。
1つ目は、メッシのようにボールがもらえるところまで落ちてきて1人でドリブル突破しちゃうことです。これはメッシにしかできません。だからメッシには戦術なんて効かないんです。笑笑
2つ目は、ワンタッチプレーを増やすことです。
ワンタッチプレーを増やすと相手のプレッシングに遅れが出始め裏のスペースが空いてきます。そこでやっと細谷選手みたいな選手の長所が出始めて得点が取れていくということです。
3つ目は、フォワードとトップ下の関係です。
フォワードが落ちてくると、ディフェンスがついてきて、もともとそのディフェンダーがいたポジションにスペースができます。そこにトップ下の選手が裏抜けをすると崩れます。よくこれを3人目の動きと言います。サッカーではこの3人目の動きがタイミングよく完璧に決まると、ほとんどついていくことができないと言われています。
ですから、真ん中に人が多く密集する時間帯が多かったベトナム戦では、この3人目の動きを使った攻撃をしてみても面白いのかなと、素人ながら思わされました。

どうでしょうか?
少しは、細谷選手がかわいそうだったこと。そしてコンパクトなラインを崩すのが難しいということがわかってもらえましたか?僕は細谷選手は将来必ず元日本代表の岡崎慎司選手みたいになると予想しています。なので細谷選手はこれから必ず日本代表に必要な選手になると思います。
これからも細谷選手には頑張ってもらいましょう。

最後まで読んでいただいた方、ありがとうございます。また、サッカーについて書きたいと思うので、その時はまたみてください。
ありがとうございました😊

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