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フリーランスになって気づいた会社員では得られなかった感覚。それは・・・

4月フリーランスになって、4か月が過ぎようとしている。
半年前は、毎日週5日フル勤務で会社へ行っていた為、当然だが会う人は、会社関係の人たち。いまは、個人事業主の方や複業・起業を目指す方が9割、フル会社員は1割といった会う人たちもガラリと変化した

会う人たちが変われば、当然会話内容も変化する
会社員時代のころは、会社の方針含めもろもろの不満や愚痴になる傾向が多く、よほど仲が良い人でない限りは、個人的なことは、あまり聞かないし言わない風潮だった。

しかし、いまは思いっきり自分のことを話すし、聞くことも多い。
そして、自分の仕事や目指す活動等、かなりプライベートなことを交えながら(どうしてこれをやりたいと思ったのか。といった部分については特に深い所まで話す)悩み困っていることをお互いに話し、アイデアやアドバイスをもらったり伝えたりする。

その中でも特に印象的なのは、
「出来るよ」 「だいじょうぶだよ!」 といった応援をし合うことがある
しかも、その応援は何年来の友達ではなく、知り合って半年もたたない方からも言われ、言い合うのだ。
それが、なんとも嬉しくパワーになるのだ。

なんだろう。。。この感覚・・・

と思っていたらふと、学生時代の部活動を思い出した

わたしは中高一貫校の女子高へ高校生から入り、その時に発足したマーチングバンド部に入った。
入ってきた部員は、私と同じもともと吹奏楽部で楽器経験がある人、吹奏楽も何もやったことなくて、初めて出来る部活だからやってみたい!と思った人、部活紹介で流れた本場アメリカDCI※のビデオを見てカッコイイ!と思った人

※マーチング界のメジャーリーグと言われておりTV中継もされ1シーズンでのべ40万人のファンが見に来る。アメリカンフットボール場で200名以上の楽器やドラム、旗を持ったメンバーが音楽に合わせてドリルという名の演技をするのだが、一糸乱れぬ姿に観客は総立し「フォー!!」と雄たけびを上げるようなとにかくアツイ大会!!うまく表現できないのでよかったらyoutubeで見てください(笑)
私が学生時代毎日見てイメトレしていた動画です(当時はVHSテープ懐かしいw) 
 ⇒1988 DCIショー https://youtu.be/PECUpJuUeAQ

初めてできた部活で、先輩はだれも入ってこず
我々高校1年生が最上級生となり、中学生数名と一緒にスタート。

どんな練習をして良いのかなんてわからないので、
毎日、DCIのビデを家で見てイメトレ(笑)←これはオタクの私だけです。。。
資格が取れる講習会には全員で参加しそこで教わったものを毎日練習をし続ける。当然、新しい部活には練習場所なんかあるわけもなく、小さな中庭とか。ちょっとした広い廊下のスペースとかとか。。。

とにかくそんな手探りの状況で毎日部活動を行いながらも
それぞれ出来たことを教え合っているうちに「出来るよ」 「だいじょうぶだよ!」というコトバが毎日飛び交っていた。
特に行進する際の肩でラインを合わせる。といったドリル練習の時はズレているという指摘と同じくらい発せられていた

部員同士、衝突することも当然あったが、大会前には1人ひとりに
感謝の気持ちや頑張ろうね!といった手紙を書いて交換する風潮があり
舞台の袖でその手紙を読みながら、そんな風に私の事見てくれていたんだ。と嬉しくなったり、後輩からは手紙だけでなく手作りのお守りをもらったり感動して涙しながら円陣を組み気合を入れてみんなで舞台に立っていた。
(10名からスタートした部も卒業するころには30名ほどの規模になり海外遠征・夢の国でパレードすることもできた)

個人事業主・複業・起業に向けた動きは、誰しもが初めてのこと
当然、予測なんて出来ない。手探りながらも、不安にもなりながらも
このままでいいのかな。と思いながらも進めていくうちに、
同じような仲間や先輩に出会い、自分が持っている情報を教え合い、応援もし合う。
そこから徐々に輪郭が見えてきて具体的にこれをやればいいんだ。と確信になっていく

会社員時代では得られなかった感情
それは、地球といった大きなフィールドで冒険をしているワクワクどきどき感。同じ冒険者同士、情報交換をしながらそれぞれの目的地へ進む。時には仲間になったり協力しあいながら。

自分の人生を自分でかじ取りしながら生き、生かされている。
うまく言えないが、”わたし”として認識し認識され生きているんだ!という感覚。

まだスタートしたばかりで、これからまた変わるかもしれないし変わらないかもしれない
4か月たったいまの私の感覚を記しておく。

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