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愚か15

 会えない時のためにこんにちは 補語です
 現在近辺の方に引きこもりの犯罪者予備軍を見る目で見られるくらいにはべらぼうな暮らしをしていますが、最近それなりの数の他者と数日間関わる機会がありました
 そういった機会があるたびに自分の欠点が見えますね 基本的に表情と感情表現が薄く、一緒にいてあまり他人を楽しませることができないのはそうとして、気を許していない相手には更に感情の薄まった所謂ロボット、今で言うならchatGPTのようになるし、気を許した相手に関してはさらに悪く生来の無神経と投げやりかつ直裁な口調、それに五年来の鬱っ気が表れて本当に人の心がなく常にうすら不快な言動を働いてしまう 無愛想な皮肉屋 おまけに聴覚過敏で常にヘッドホン 私は人を傷つけるために生まれたような物です この鬱っ気がいつか何かいい方向に働いてくれたらいいのですが…とりあえず今はその気力が仮初にもあるので人前ではできる限り上機嫌そうにいたいと思います すみません こうやって謝り続けるのも人間に不快な印象を与えるのにやめられない
 私は幼少期より「感情表現が薄い」と言われてきました 仕方ありません なぜなら私が幼少のみぎりよりプライドの危機にあったため、「いついかなる時も絶対に泣いてはならない」と常に涙含む激情を(表面的には)殺してきたため、涙も出ないし笑いもしない人間になっていたので…気づけば生来の気質のズレも相まって私は喜怒哀楽全ての感情の表明の仕方、タイミング、全てがわからない人間になっていました 他人に押し付けるようにはしたくありませんが、私はそうした事によって然るべき精神的成長のタイミングを逃したような気がしてなりません スケートリンクで一度も転ばない代わりに一歩も動けない そういう人生 私のような生まれつき脳に欠けのある人間の人生は覚えゲーだというのに…

 私は創作をする上で、「自分と同じような脳の構造を持つ人間を見て、生身の人間に対して感じる罪悪感を感じる事なく共感したい」という気持ちでやっているから創作が私小説的になる、自分のたましいを削る事でしか表現ができないのではないかと思いました なのでプロットを練る時が一番辛いです まあ創作は全て自分のたましいの削り節かもしれませんが…
 何というか、内心がどんなに苦しんでいても基本的に何の起伏もなく生活が続いて行ってしまって、やがてはその苦しみすらも時間に希釈されて消えて行ってしまう というのが無性に恐ろしくなる時があります なのでそれを忘れないために創作として形にしています なので私の作品は起伏がなく退屈かもしれませんが、わかっていただける方だけわかっていただければ幸いです

 知り合いに「お前の大学生活はつまらなかったな」と言われました 道端の花に意味を見出せない人生は、「何者かにならないといけない」という強迫観念に苛まれる人生は私の鬱に塗れた四年間より素敵ですか?
 攻撃的な気持ちになってきたので寝ます 最近リベンジ夜更かしが止まりません
 

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