だめ絵描きでも色数を増やしたい
補語です。見ての通り絵を描いています。
当記事はつい最近まで諸事情で三色縛りくらいのベタ塗り絵しか描けなかったアカウントが色数を増やしたい&厚塗りがしたいがためにやったことの備忘録です 以下のような絵を描きます
基本的な心構え
・あとSSS(影の縁が赤よりになる現象)は意識した方がいいかもしれない もっぱら肌など(光を当てると透ける物体)に起こりやすい現象ですが最近は全てにおいて使われがちですよね
・混色が可能なので濁りのない色を使ってもいい感じに収まる なのでどんどんパステルカラーや鮮やかな色を重ねて良い
・色というものは相対的なものなので空間に対して黄色よりか青よりかで色を判断した方がいい
ベース
・背景色を決めてから背景色の影響を考えて色を選ぶ
・後ろに持っていきたいもの(この絵の場合はポニーテール)がある場合はコントラストを下げて色相を背景色寄りにし、背景色に溶けていくような色にする
・黒は青っぽく、白は黄色っぽい色を選ぶとそれらしい
・肌色は思っているより少し暗め・彩度低めに色を取ると今風カモ
・黒は彩度の高い色を使う
髪
・場で一番濃い色なので彩度高めの青で塗っても怖くない
・地が黒いので縁に暖色を塗ると今の私では気持ち悪いことになる ので普通に影色に反射光をつける形で塗る
肌
・地の色より彩度の高い色で赤みをつけると浮いてカワイイ
・弊デフォルメの場合はあまり顔に変な立体感をつけない方がカワイイ 特に正面顔の場合は
・かなり明るい青をきつめに入れてしまっても良い 逆に空気感が出る
・ここでは描いていませんが、手などは節々に赤みを入れるとカワイイ
顔面
・白目は青よりにする ベースは暗めの薄水色
・反射光や肌の赤みの影響を受けている風に上下に青や赤を差すとそれっぽい
・黒目は浮かない程度に濃くした方が印象的
・汗などを描く場合も周囲の色をみだりに反射させるとそれっぽい
仕上げ
・視線誘導は大胆にした方がいいらしいので画面下部の彩度とコントラストをへらす(顔面に眼が行くようにする)
・物体の際を目につく限りはっきりさせていく 毛先とか指先とか
・奥(ポニーテール)、中間(メイン被写体)があるので一番前にオブジェクトを置いて遠近感を作ってみたりする
・目立たせたいところ(顔、手前など)だけでも線画を描くと画面が締まる
おまけ 完成物を元にポップな塗りをする
・厚塗りの配色に差し色をはっきり塗る
・線画は彩度高めに 所々色トレスをする 差し色のある所に反対色で色トレスをするとカワイイ
おわり
・カラフルにするにも全体の統一感は大事 めったやたらに色を使うのは私にはまだできない
以上です ありがとうございました 以下は使ったペンです オススメ
かなり綺麗に混色が可能 そのままだとブラシサイズが普通のブラシより心持ち小さいので使用の際は普段意識しているより大きめのサイズを意識して選択した方がいい
上のものより濃いめに出るので線画や差し色などはっきり色を出したい時に使用 縁が二値なのでバケツ塗りもしやすい 良すぎる
有料 最後のおまけの絵に所々付いているドット柄がこれです 装飾だけでなく混色もしやすく、かなり良い
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