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今いる場所を否定されたら、どこにも行けなくなる。

自分に幻滅していて、ごめんね。
自分を赦せずにいて、ごめんね。
ありのままの自分で生きられなくて、ごめんね。
自分のことを信じられなくて、ごめんね。
自分のことを認められなくて、ごめんね。
自分のことを愛せなくて、ごめんね。

自分に幻滅していることに気づいたら、
自分を不要だと思っている自分が出てきた。

必要だと思ってもらうために、
愛されようとしていたのかもしれない。

愛されなくても平気と、
強がっていたのかもしれない。

愛されていない自覚は、そこかしこにあった。

生きるために不要な自分は、
自分以外によって生み出される。

誰かにとって都合の悪い自分は、
愛されないことで、制裁される。


自分を生きるということは、
自分を否定する世界と戦い続けること。

負けたくなかった。
勝つ事が私の幸せだった。

負けが込んできたから、不幸せなのだろうか?

負ける自分が許せないのかな。

妥協や迎合する自分を許せないのは、
負けたくないから。

なんで、負けたくないのだろう?

自分より、上か下かで、人を区別しているから。

自分より下なら、安心できる。
自分より上なら、気を使う?
嫌われない様に。

って、負けてるじゃん?

敵わない相手にだけ気を使うなら、
戦う前に負けてるじゃん。
全然、戦ってないじゃん。

だから、自分を赦せないのかな。
戦えよって、言われているのかな。


たぶん、自分より上か下かで区別するのは、
生存本能みたいなものと思う。

自分より強い者に挑んだら、痛い目を見る。

それが嫌だから、見極めようとする。
小心者の特性ですな。

なら、私の負ける基準って、なんなのだろう?

ルックス。収入。地域。役割。環境。学歴。経験値。(現実)
知識。接し方。してくれた事。話題が豊富…(人柄)

…あれ?
人柄って、私にとっていい人かどうかなの?

私にとって、メリットのある人。害のない人。
趣味を共有できるとか、私が知りたいこと、
やりたいことを経験した人とか。

私が興味を持てる人を、
人柄がいいとか言っているのかな?

だとしたら、現実は関係ないよね。
相手の人柄を作るためのツールでしかない。

お金持ちであろうと、
いい会社に勤めていようと、
セレブだろうと、東大卒だろうと、
職人だろうと、全ては結果。

それを成し遂げた人柄があったから、
今の結果に繋がった訳だ。

本人の努力。周囲の協力。
実家の援助。人脈。才能を伸ばす環境。

全ては、人柄を形成するための条件。

その人柄は、相手にとって
都合がいいかどうかで決まる。

人柄の良い悪いを、
私にとっていい人かどうかで決めているように。

なるほど。
仲良くなるために、和を乱さないために、
いい人になろうとするのは、悪手だったんだ。

いい人は、個人によって違うから。

相手に興味を持たれる人間になるなんて、
相手の興味次第だしね。多趣味な人は得だね。

私をいい人と思ってもらうためには、
相手が望むことをしなければならないんだね。

そんなつもりはなかったけれど、
相手に合わそうとしていたのは、それか。

そして、我慢できなくなったのね。
そりゃそうだよね。

私がやろうとしてきたことは、
不可能なチャレンジだった。


害のあるなしを見分けることは、大切。
だから、ジャッジが悪いとは思わない。

けれど、害のある相手とは、
仲良くしなくていいんだわ。

私にとっての害が、
他の人の害とは限らない。

私以外には、いい人かもしれない。

なので、互いの人柄の問題じゃない。
相性が悪いだけ。

現実の問題を、相手や自分のせいにせず、
相性の悪さを赦すこと。
互いの未熟さを赦し合うこと。

人は神ではないので、
命ある限り未熟です。

今、ある姿が最高地点。

もっと高みはあるけれど、
今いる場所を否定されたら、
どこにも行けなくなる。

誰もが、自分としての最高地点の今にある。

目指せる限りを目指したら、
今の自分を赦してみよう。

私の願う自分を手放してみよう。

思いがけない未来にたどり着くために。
願う以上の自分と出会うために。

fumori

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