見出し画像

自分がダメなのか?ダメと思う自分がダメなのか?

変わろうと思っているのに、
全く変わっていない。

変わったこともあるけれど、
私の望むような変化ではない。

期待していたのは、メタモルフォーゼ。

変身したかったんだよね。
今とは違う自分?
寧ろ、自分以外の自分かも。

とにかく、昨夜から、
目覚めたら瞬間から、
こんなはずでは…
が始まったのですよ。

以下、頭の中の妄想劇です。

とりあえず、人のせいにし、
他人のせいにする自分を責め、
こんな自分には価値がないと
思考にdisられて、
私が生きなきゃならないこの世界が
存在することそのものが間違っている
のではないか?
いや、私が不幸だからって、
なんで私のために世界が滅びなあかんのよ?
くらいにもうどうにもならなくなった時の事でした。

「うわぁ、あんた、凄いこと言うね」

これまで聞いたことのないやたら冷めた声が
聞こえて来たのです。

そして、言い争ってる思考達が止まったのです。

思考もビックリしただろうけれど、
当事者の私も驚きました。

エンドレスな思考の妄想批判劇を
止める方法なんて、眠るか、
飲んだくれるか意外になかったから。

たった一言で、思考が止まったのですよ。
一瞬だけれど。

あの冷ややかな、
人を見下していながら、嫌味のない声は、
何だったんだろう?

思考が黙るなら、思考ではない。
思考なら、即座に反論してくるもの。

なら、心の声だったのかな?

思考に対抗できるとすれば、
フィジカルか、
ハートの女王様くらいしか思いつかない。

これまで、何があっても
口出ししてこなかったのに?

てか、聞こえてなかっただけ?
ずっと言ってたのかな?

どこかで消音ボタンを押していたのかな?

自分が何を考えているかわからなかった。
たぶん、好き嫌いを禁じていたから。

そんなつもりはなかったけれど、
ジャッジしないようにするには、
そうするしかなかったのかも。

命に関わる最低限の快不快だけで、
生きてみようと思ったのかも。

本当に、心のルールは難しい。
神様への願い事と同じ。

一つを願えば、その弊害も願ったことになる。

おいしい世界はない。
いいとこ取りした完璧な幸福。
そんな世界に憧れていたのかな。

思考が考えるとりとめのない世界に
右往左往してきた。

いいと思ってやってみては、ダメだった。
どんどん自信がなくなり、
そのくせ最終的な部分では謙虚になれず、
自分がダメなのか?
ダメと思う自分がダメなのか?

頭がカオスになっていた。

そんな暗黒の霧を一刀両断したのが、
心の冷ややかなツッコミでした。

心に理屈は通用しない。
だって、感情は個人的なものだから。

社会的なルールに基づけば、
そう考えることが妥当でも、
心が何を感じようと、自由だから。

その自由とは、日本国憲法によって
保証されているから。

日本で生きる限り、
内心の自由は保証されるのです。

思考の屁理屈だって、
憲法の前には屈するのですよ。
あー、いい気味。
スカッとする。

これまで、よくもまぁ
好き勝手にダメ出ししてくれたね。

ほんと、あり得ないんだけど。

女は感情的で愚かだ。
そんな昭和な価値観に洗脳されてた
私こそ愚かだったよ。

時代性は、無意識に染み込んでいる。

感情的になることはよくない。
そんな縛りが、
思考の暴走を許していたのかも。

なら、もうツッコミ専用でお願いします!
思考は無意識にお喋りし始めるので、
きっつい一言、おねがいします。

あなたの冷ややかな口調に、
思考はゾクっとしております。

理屈が通じない相手なので、
怖いのだと思います。
敵わないから。

だって、心は憲法に保証されてるから。

ルールでがんじがらめのくせに、
なんの後ろ盾もない自我とは
レベルが違うのよ。

あなたが、女王様です。
今後ともよろしくお願いします。

fumori

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?