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現実を否定したくなるのは、本音を受け入れられないから。

現実をあるがままに
受け入れることができないのは、
理由が必要だから。

世の中には、ルールがある。
そう思い込んでいるから。

いい事をすれば、良いことがある。
悪い事をすれば、報いを受ける。

そんなわかりやすい因果に
縛られているのかもしれない。

もちろん、思考は因果なんて
信じてはいないのだけれど。

だから、欲得を優先して、
自滅したりしているのだろう。

割りのいい人生を送るために、
いい人ぶってみたり。

けれど、
世の中はそんなに簡単ではなく、
因果だって、わかりやすくなんかない。

私に理解できる世界は、限られている。

それ以上を望もうとするから、
現実が理不尽になるんじゃないかな。

私の道理が通用する世界で生きたい。
挫折したら、道理をバージョンアップするチャンス。

前向きで結構ですが、
さすがに疲れちゃったよ。

私の道理って、そんなに大切だったのかな?

自分を信頼出来ず、
無価値で、不足感に苛まれていたから、
拠り所が欲しかったのだと思う。

それ、今も必要?

私には計り知れない価値がある。
本音を優先する。
信頼できる自分でいる。

これが、今の私の信条。

まぁ、言うほど出来ていないから、
言葉にして勇気づけている段階だけど、
握りしめていた手を緩めることは
できるようになった。

掌の中にあるものがなんなのかは、
未だにわからないけれど、
不安や寂しさを埋める何かだろう。

私の勝手な道理も含まれているはず。

なら、もういいんじゃないかな?

自分を愛することは決めた。
いつも味方でいるし、
自分を偽ることはやめる。

自分を納得させる必要はない。
ドス黒い本音を吐き出していい。
あくまでも、心の中でだけど。

最低な自分をジャッジしない。
それは、自分自身より、
自分に課したルールを優先すること。
自分を痛めつけること。

より良い人生のために、自分を傷つけて、
耐えきれなくなって誰かに吐き出す。
本末転倒ですよ?

現実と心の世界は、連動します。

心を傷つけてしまったら、
現実もタイトになりますよ。

傷ついた視点からしか、
世界を見れなくなるから。

食うに困らないなら、
心を満たすこと。

満たすためになにかをするのではなく、
すでに過不足なく与えられていることを知ること。

正直、今だって不十分と思っているけれど、
それは、私自身の器量以上を望んでいるから。

欲得というより、器量を大きく見積もっているから。

自分はこんなに凄いんだぞ!
根拠もなく断言している子供みたいに、
自分を大きく見せたがっている。

本当の自分では、心許ないから。不安だから。
実際の私は、何にもないから。空っぽだから。

人から羨ましがられるような人間になりたかった。
自分のために生きてこなかった。

幸せになるために生きてきたのに、
自分を幸せにしようとは思っていなかった。

心が貧しく、不幸だったから、
自分以外になりたかった。
自分が嫌いだった。許せなかった。

きっと理由はあるんだろうけど、
もういいんじゃない?
赦してもらえないかな?
ごめんなさい。

知る事が私の喜びなのは、わかった。

けれど、辻褄を合わせる現実は、
とてもタイトで、生きにくいよ。

私の道理で世界を理解するより、
先ずは、そういうものだと
反応しないでいられないかな?

考えるのは後でもできるよね。
瑣末な現実に、いちいち突っかからないで、
優先順位を問題解決に向けられない?

今、私は何をすべきか?

私の辻褄合わせなんて、
家に帰ってからでもいいよね?

腹が立ったら、
心の中で毒づいていればよくない?

仕事ができない自分と
向き合うのは、辛い。

感情的に拗れると、面倒が増えるなら、
最優先は、本音でいい。

思考に惑わされず、
心の声を聞く。共感する。

例え、世の中的に間違っていたとしても、
本音こそが、私の真実。

価値観を変えれば、本音も変わるだろう。
けれど、現時点での真実は、本音。
それ以外に今の真実なんてない。

本音が、今にある唯一の真理です。
たぶん。

それから、
現実は最善であることを思い出す。

今ある現実は、過去の選択の結果と運。
なので、
今ある現実を拒否したところで、
なんの効果もないのです。

わかっていても、反応してしまうけれど、
反応しても悪くなるばかりです。

なので、
思考を納得させる必要はない。

現実は、最善。
反応しても、時間の無駄。

それから、
今やることがなんなのかを考える。

仕事が終わってから、
辻褄の合わない価値観を見極める。

本音、最優先。
現実は、最善。
今やること。
辻褄合わせ。

本音→現実→行動→価値観。

今日はそれを目標にしてみよう。

fumori

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