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ポケモンSVマスター到達パルデア縛り編

1.普通にランクやるの飽きたな…

 第4世代のバトレボでポケモン対戦にハマり、それからちょくちょく各シリーズのシーズン1(または最初らへん)あたりはポケモン対戦をやってる程度の者です。
 普通にストーリーを進める際についつい使い慣れたポケモンをパーティに入れてしまう自分。そこでポケモンSVはパルデアで新登場したポケモン又はリージョンフォルムだけでクリアしようと思い、それを実行しました。
 その流れでランクバトルもパルデアポケモンたちでマスター到達するぞ!と決意しました。ランクマで初の縛りプレイです。

2.パーティ紹介

試行錯誤の結果、46戦29勝17敗で到達!結構かかりました。
最終的なパーティ構成

1体目:HCキラフロル@チョッキ

HC252、S4
ひかえめ/どくげしょう/とつげきチョッキ
パワージェム/ヘドロウェーブ/だいちのちから/エナジーボール
テラスタイプ:草
 当初はCSおくびょう@きあいのタスキでステルスロックを撒く役目だったが、あまりに流行り過ぎたのか環境でステロが全く刺さらなくなっていったので変更。このパーティが苦手とする高火力特殊アタッカーに対抗する意味も込めてHCチョッキによる撃ち合い重視型に。
 どくげしょうは意識されることが多くなった為、発動したらラッキー程度に捉えるのが良いと思う。鋼、毒、飛行や浮遊持ちが後ろに控えており意味無い事も多い。
 パーティ単位で苦手なサザンドラ相手に撃ち合ったり、草テラスエナジーボールによる奇襲で水ロトムを返り討ちにしたりと活躍した。

2体目:HCハラバリー@オボンのみ

H252、B4、C212、D36、S4
ひかえめ/でんきにかえる/オボンのみ
ボルトチェンジ/ひやみず/リフレクター/なまける
テラスタイプ:電気
 当初のパーティ※1は電気が一貫していたので、相性補完の為採用。
 また、でんきにかえるによる高火力ボルトチェンジの使い手であり、そこそこの耐久(H109、B91、D83)と優秀な電気単タイプにより受けつつサイクル戦をすることが可能と見た目より強い。

 キラフロルの存在、またダイマックスの消滅によりサイクル戦が流行ると考えボルトチェンジの使い手を探した結果、パルデアのポケモンで使用できるのが

・ハラバリー:中~高耐久、弱点地面のみ C103ほぼ後手でんきにかえるによる高火力 なまけるで回復も出来る
・パーモット:紙耐久 S105でスカーフかタスキ必須 Aは115だがCは70しかない
・ダイカイデン:紙耐久 電気飛行は優秀だが一致等倍ですら受けられないので地面無効以外の意味はほぼない。攻撃技が電気と飛行しかなく高速アタッカーとしては負荷がかけずらくサイクル戦に不向き。

と3種類しか居らず、ハラバリー以外は受け出し出来るような耐久が無いという事実が判明。ボルチェンをどうしても入れたい為ほぼ確定枠となった。
 最初は持ち物の兼ね合いで食べ残しを採用していたが、そこまで居座る事が無かった&高火力持ちは受けきれないのでオボンのみが良いと思う。
 構成は身内でシングル戦した際の友人の丸パクリで、カバルドンを意識するのであればSに多少振ってひやみず→みずびたしにすると良いって言ってました。

3体目:HB水ケンタロス@ゴツメ

H252、B252、S4
わんぱく/いかく/ゴツゴツメット
アクアジェット/ボディプレス/ビルドアップ/じしん
テラスタイプ:水
 物理受けの水ケンタロスです。こいつもまた友人の丸パクリ。
 ハラバリーとの相性補完に優れ、水ケンタロスの弱点の電気、飛行を半減、エスパー、フェアリー、草を等倍にしてくれます。
 鋼悪を半減する為ドドゲザンに滅法強く、このパーティと当たった相手はドドゲザンを100%(本当に100%出てきた)選出して来る為後出しで完全に受ける事が出来ます。飛行テラスされたら悲しいですが…
 ドラゴンの鋼テラスタルやカイリューのノーマルテラスタルを後出しでボディプレスで押すことも出来る為意外とドラゴンキラーになったりもします。飛行技あまり見なかったですしね。
 ただ回復技を持たない為、あまり受け続けるのは厳しいので気を付けましょう。
 アクアジェットはレイジングブルと選択で良いと思います。このパーティは高速アタッカーと先制技の不足もあり最後までアクアジェットでした。

4体目:HCサーフゴー@風船

H244、C252、B4、D4、S4
ひかえめ/おうごんのからだ/ふうせん
ゴールドラッシュ/シャドーボール/わるだくみ/じこさいせい
テラスタイプ:ゴースト
 風船と耐久振りにより受け出し性能を上げ、有利対面に投げてわるだくみを積む又はゴールドラッシュかシャドボで負荷をかける役割。
 実のところ選出率はかなり低く、採用自体も終盤。キノガッサに悩まされた結果であり、構成も以前使っていたものをリサイクルしたのでそこまで考えられていない。相手の選出を縛る役割は出来ていたと思います。
(この枠でサザンドラ対策したい)

5体目:ASマスカーニャ@タスキ

AS252、B4
ようき/しんりょく/きあいのタスキ
トリックフラワー/はたきおとす/じゃれつく/とんぼがえり
テラスタイプ:草
 かわいい。
 このパーティ唯一の高速アタッカーでありとんぼがえり使い。
 特性はタスキを使うならしんりょくの方がより強く使えると思う。タイプ一致で技が撃てるのは強力ではあるのだが、技を使い分けたい場面も多い。
 しんりょく、タスキ、トリックフラワーの組み合わせが強く、防御を積んだポケモンを崩したり、サイクル戦で削れたポケモンを刈り取るスイーパー役としての役目も果たせる。
 じゃれつく程度では弱点をついても落とせない事が多いので、火力は過信しない事。

6体目:HBキョジオーン@食べ残し

H140、A4、B252、D108、S4
わんぱく/きよめのしお/たべのこし
しおづけ/ボディプレス/みがわり/じこさいせい
テラスタイプ:ゴースト
 勝率が伸び悩んでいた中盤、キラフロルに限界を感じだした頃に見かけて採用。じわれ→ボディプレスに変更。
 ゴーストテラスタルにより同型、キノガッサ、物理全般に強く出る事ができ、弱点も実質悪のみになる事でただでさえ硬いキョジオーンが物理ではほぼ突破不可能に。
 みがわりは主に交代読みで使用する他、たべのこしと合わせてかなりの時間を稼ぐことができ、しおづけやキラフロルの毒と合わせて無理やり突破することも可能です。
 このポケモンの採用がかなり終盤の勝利に貢献しました。ゴーストテラスタルは意識されてなければかなり刺さりますね。
 ちょうはつ持ち、高火力特殊アタッカー、悪タイプ以外にはどんどん出していける為選出率もかなり高かったです。

3.きつかったポケモン

 1体目はサザンドラ
 ケンタロスはテラスタルさえ切られなければボディプレスで押せますが、1度毒テラスタルを使われて完全に詰みました。
キラフロルをチョッキにしたこと、マスカーニャをタスキで採用したことで無理やりなんとかしてますが受けだしは出来ないので厳しいです。
 2体目はガブリアス
 このパーティは氷技未採用ですし、何とかなりそうなのが受け出し出来ないマスカーニャしかいないというのが厳しいです。
ケンタロスではつるぎのまいを積まれて突破されますし、地震読みでふうせんサーフゴーが出せればあるいは…といったレベルでしょうか。
 3体目はドラパルト
 このパーティドラゴン苦手ってばかり言って無い?
 でも仕方ないのです。非準伝のパルデアポケモンでフェアリータイプはたったの2種類、デカヌチャンとバウッツェルしか居ません。
 上からドラゴンアロー撃たれてるだけで厳しい。キョジオーンが何とかしてくれるのでドラパルトを見たらキョジオーンを入れましょう。とにかくキョジオーン頼りです。
 番外編としてトリルコータス
 1回やられたのですが、晴れ眼鏡コータスのふんかはH140D108のキョジオーンに対し153 ~ 181 (79.3 ~ 93.8%)の確定2発です。頭おかしいのか?
 当時はキョジオーンも採用しておらずパーティの誰も受けられない状態でちょうはつ持ちも採用しておらず、トリル退場が決まった瞬間3タテされて負けました。

4.その他採用していた、検討していたポケモンたち

1体目:ミミズズ

 当初ミミズズ(しっぽきり)が使いたかったこと、積みエースで突破して楽したかった事から採用していました。
 最初の数戦こそ上手く作用しましたが、環境理解が進みミミズズが意識されていったこと、特殊アタッカーの増加、積みエースがそもそもあんまり強くない(致命的)という事情で解雇となりました。

2体目:ラウドボーン

 特殊ゴーストという事でサーフゴーと枠を争っていましたが、パルデアの他の炎タイプがSと耐久に不安を抱えているグレンアルマ、ソウブレイズ、スコヴィラン、水ケンタロスと枠を争う炎ケンタロスという顔触れだった為消去法で採用。
 控え目HCチョッキ、穏やかHD喉スプレーを試しましたがこちらに一貫の強い地面技、水ロトムといった面々に厳しいという壁を乗り越えるまでには至らず解雇。サーフゴーと交代となりました。

3体目:ウェーニバル

 積みアタッカーを探していた際に夢特性がじしんかじょうで更に専用技アクアステップで素早さが上がり、つるぎのまいも使える!となり採用。
 しかし他の選出がタスキ潰しキラフロル、起点作りミミズズと縛られ過ぎて厳しいという結論に。耐久面の不安もあり受け出しし辛く、活躍することもあったが水格闘がケンタロスと被っていることもあり解雇。

検討だけした者たち

リククラゲ:特殊受け サーフゴーやキョジオーンに通るキノコのほうし使いだが使いづらいと判断。
イッカネズミ:積みエース ミミズズから繋ぐ候補。タスキ貫通だが有名過ぎて通らないと判断。
イルカマン:ほぼ初手に出さなければいけないこと、初手が読まれやす過ぎること、技選択に困る事から保留に。
デカヌチャン:貴重なフェアリータイプ 剣の舞も使えるが素のAが低すぎてドラゴン対策足りえないと判断、補助枠は足りていたので不採用に。
マフィティフ:威嚇による物理受け、道連れ、バークアウト、ねむねごなど色々出来る。悪単タイプで物理を受けづらいこと、耐久面がそこまで無い事、Sが中途半端な事で役割を遂行しづらい事により不採用。
ドオー:高耐久のどくどく、あくび使いで一見良さそうだがパーティの地面技の一貫に苦しんでいたので一瞬検討しただけに終わった。
タイカイデン:どうしても浮遊、飛行を入れたかったが為に検討。タスキを持たないと仕事が出来ないので海に帰ってもらった。
セグレイブ:貴重な先制技であるこおりのつぶて、積みエース足るりゅうのまい、高威力なきょけんとつげき、タスキミミッキュ潰しのつららばり、などなど優秀な要素は多い。検討中に登り切ってしまったので採用しても良かった気はする。

5.まとめ

 パルデアポケモン縛りランクバトルは46戦29勝17敗でマスターランクに到達し、無事完結しました。
 最初はテラスタルに慣れずボコられまくりましたが、無事50戦以内に到達出来て正直ほっとしました。今は買ってから起動してないスカーレットで旅2周目をやりたい気分です。
 特にきつかったのは地面の一貫を切るのが大変なことです。
 パルデアの飛行ポケモンはイキリンコ、タイカイデン、オトシドリ、カラミンゴと正直使いづらいメンツばかりです(カラミンゴは強いかも?)その為風船サーフゴーを使う事になったわけですね。
 もう1つ大変だったのがドラパルト、サザンドラの2体。採用率も高く、見たらほぼ出てくるのにまともに対策が取れずきつい思いをしました。もう1度構築し直すならこの2体への対策を少し厚くしたいですね。
 パルデアの通常ポケモンで最強だと思ったのは間違いなくキョジオーンです。正直イカれてるとすら思いましたが、それでも特殊やちょうはつといった弱点があるので可愛いものですね。

 パルデアのポケモンたちはいわゆる戦闘民族と言われるようなポケモンたちには敵わないような種族値配分も多いですが、ここで使用、検討に挙げたポケモン以外にもまだまだ縛りプレイでの可能性があると思っています。私はここで縛りプレイを終えますが、誰かの参考や楽しみになったら幸いです。

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