ゼロから始める麻雀生活
※この記事は更新される場合があります。記事内の画像は雀魂というアプリのプレイ画面のスクリーンショットを使用しています。
麻雀を始めてみたいあなたに
麻雀に興味はあるけどややこしい、用語が多いし役とか言われてもよくわかんない!こんな風に思ったこと、ありませんか?
こちらの記事は麻雀の細かいルールや用語、役などの説明を出来るだけ省いた、これから初めて麻雀やる方に向けたものです。この記事を読んでいただければ、麻雀アプリをインストールしておひとりで楽しんだり、仲間と楽しく麻雀をすることができるようになります。
※上級者の方へ大切なお願い
また上級者の方が誰かに麻雀を教えてあげる時にも役立つと思いますので、ぜひ最後までご覧下さい。上級者の方は初めて麻雀をやる方がどんな牌を切ろうがそれを否定せず、受け止めてあげてください。初めのうちは好きな牌を切って思うように楽しんで、麻雀を好きになってもらうことが何より大切だと思います。初めからうまくやれる人は絶対にいません。あれはよくない、これを切るのは間違いだ、ミエミエに振り込んでんじゃねーよ、など否定ばかりされていては誰だって面白くありません。指導する側の心無い言葉で初心者の方が麻雀から離れていってしまうのを私はたくさん見てきました。だからこそ理解ある上級者の皆様にこのお願いをさせていただきたいのです。麻雀をやってみたい、知りたいと思ってくれたその気持ちをどうか大事にしてあげてください。
何をするゲームなの?
4つのトリオ(メンツ)と1つのペア(アタマ)を揃える(アガリ)競争を4人(もしくは3人)で数回行い、最終的に持っている点数で順位を決めるゲームです。
他の人より先に4つのトリオと1つのペアを揃えればそのゲームはあなたのアガリです。トリオは同じものが3つでも123や456のように並びでも大丈夫です。(891のように9から1には繋がらないので注意してくださいね!)ペアは同じ牌を2つ揃えましょう。どの数字でも字でも大丈夫です!まずはアガリを目指して自分の思うようにやってみましょう。
アガリ形は14枚
ゲーム開始時に13枚ずつ牌が配られます。順番が来たら1つ持ってきて14枚。4つのトリオと1つのペアにならなければまだアガリではないので、なにか1つ捨てます。これを繰り返して揃った時、あなたのアガリになります。
牌の種類
1~9の数字の牌(数牌)が3種類と漢字のみ書かれた牌(字牌)が7種類あります。数字は1~9までが3種類なので 9×3で27種です。字牌の7種と合わせて34種。これらすべて同じものが4つずつあるのが麻雀牌です。
漢数字はマンズ(ワンズともいいます)、まるはピンズ、竹はソウズといいます。
字牌は東(トン)、南(ナン)、西(シャー)、北(ペイ)の風牌(フォンパイ)4つ、
なにも書かれていない白(ハク)、發(ハツ)、中(チュン)の三元牌(サンゲンパイ)と呼ばれる3つがあります。
字牌はいずれも同じものを3つでトリオ、2つでペアとして使えますが、東南西とか白發中とか1つずつを並べてもトリオとして扱うことはできませんので注意してください!
これは順番も含めて覚えちゃいましょう。(後述するドラという牌に関連するためです。)リズム良くトンナンシャーペーハクハツチュンと連呼してください笑
3のマンズを3マン、5のピンズを5ピン、7のソウズを7ソウ、とか呼んだりします。(ほかの人と麻雀の話をする時にこの呼び方ができるととても便利です)
中国語の1~9の読み方もありますが、無理に覚える必要はありません。一応書いておきますが読み飛ばしていただいても大丈夫です。
1→イー 2→リャン 3→サン 4→スー 5→ウー 6→ロー 7→チー 8→パー 9→キュー
何が来たらアガリになる?
あと1枚でアガリの形のことをテンパイといいます。アガリの形と牌の呼び方がわかったところで練習問題に挑戦しましょう。何が来たらアガリになるか考えてみましょう。自分なりに考えてからスクロールしてください。(画像の切り取り方に統一性がなく申し訳ないです)
Q1 (※白が4つありますがこれはトリオとして扱います。4つめの牌に関する後述あり。)
Q2
Q3
Q4
Q5
A1 ソウズ(竹)の6 5と7の間が抜けている (カンチャン待ち)
A2 ピンズ(まる)の3 1と2があって端がない(ペンチャン待ち)
A3 中 トリオが4つ出来ていてペアがない 中がペアになればアガリ(単騎待ち)
A4 マンズ(漢数字)の3か6どちらか 4.5の未完成の部分にどちらかがくればアガれる非常に優秀な形(リャンメン待ち)
A5マンズの9かピンズの9 どちらが出てもどちらかがトリオになりペアになる形 2種類で待てるが枚数はリャンメン待ちに比べると少ない。目の前にある牌で待てるのでわかりやすくて安心(シャンポン待ち)
どうでしたか?すべて正解できなくても全然大丈夫です。楽しく麻雀しているうちに必ずわかるようになるので安心してください。
ちなみに他の人が捨てた牌でアガることをロン、自分でアガリ牌を持ってくることをツモといいます。スマホゲームのガチャで欲しいキャラをゲットした時にツモったと言っているのを聞いたことがありますが、麻雀が語源なんですね。
ゲームスタート!でもちょっと待って、これだけは必ず確認しよう!
画面の左上に1個めくれた牌がありますね。これの次の牌が全員共通のボーナス牌、ドラになります。この画像では2のマンズがめくれているのでドラは3のマンズです。
9がめくれた場合は最初に戻って1が、北がめくれたら東、中がめくれたら白がドラになります。ドラを使ってアガることが高得点ゲットへの近道ですから毎回ドラを確認しましょう!
赤い5の牌は常にドラ扱いなので大事にしてあげましょう。(マンズ、ピンズ、ソウズそれぞれ赤1枚ずつのルールが一般的です。)
もう1つ確認すべきことは、あなたが座っている場所と何局(東か南)かです。こちらの画像の真ん中の四角の中を見てください。あなたは南に座っていて東の3局ですね。(後述する役牌で必要な知識です。)
以上の2つはとても大事なので毎回チェックしてから1枚目を捨ててくださいね!
アガリには何かしら役が必要
アガリの形がなんとなくわかったところで次は役を作ってみましょう。実はアガるためには役が最低でも1つは必要なのです。
麻雀を始める上で1番最初に立ちはだかる壁がこの「役」だと思います。でも役一覧表全てをいきなり覚える必要は全くないので安心してください。
今回はカンタンなものを4つ、余裕のある人はさらに3つ加えて計7つの役を狙ってみましょう。そんなに気を張らなくても大丈夫です。気軽に読んでみて気に入ったものから狙ってみてください。
リーチ
アガリ形の練習問題で見たようなあと1枚何かが来ればアガれる形(テンパイ)になれば1000点支払うことで(アガればこの1000点は返ってきます。)リーチをかけることが出来ます。
※重要※リーチをかけられるのはポンやチーなどしていない時だけです!ポンやチーに関しては後述します。
リーチをかければ他に役がなくてもアガることができますので、最初のうちはリーチのタブが出たら迷わず押してしまっていいと思います。(遊んでいくうちにリーチをしない方がいいパターンがわかるようになるはずです。)
七対子(チートイツ)
4つのトリオと1つのペアを作るのが麻雀のアガリ方なんですが、例外が2つあるんです。そのうちの1つがこのチートイツです。
ペアのことを対子(トイツ)といいます。それを七(中国の数え方で7はチー)つ集めればチートイツという役になります。
どうしてもトリオが出来ない!なのにペアばっかり!どうしたらいいの?って時はこのチートイツのことを思い出してください。案外アガリが目の前にあるかもしれませんよ。
タンヤオ
1.9牌と字牌を含まずにアガリ形を作ればタンヤオがつきます。
1.9.字牌以外=2~8の牌ですね。わかりやすいですし、集めるのが楽しいですからオススメです!とにかく真ん中の牌を集めましょう!
役牌
①自分の風牌②場の風牌 ③三元牌 いずれかの条件を満たしている字牌を3つ以上集めると役がつきます。
東1局であなたは西家です。7種類ある字牌のうち役牌じゃないのは東南西北 白發中 どれでしょうか?
正解は南と北ですね!あなたは西家なので西は役牌(①自風牌)。東1局なので東も役牌(②場風牌)、三元牌は常に役牌(③三元牌)。
もし南2局の北家なら西の代わりに北が自風牌になりら東の代わりに南が場風牌になります。おわかりいただけたでしょうか?
(ちなみに東の場であなたが東家だった場合、役牌の種類が1つ少なくなる代わりに東が2つ分の役牌になってくれます。アガった時の点数が高くなりやすいので覚えておくとお得かもしれませんよ。)
役を狙って楽しくポンチー!
マンガやドラマなどでみんなで卓を囲んでそれポン!と叫んでいるシーン、見たことありませんか?麻雀をやったことのない方が真っ先に思い描くのがこの鳴き。麻雀の醍醐味と言ってもいいかもしれません。
自分が持っている同じもの2つがあります。他の誰かが捨てた3つめをもらうのがポンです。これはどの方向の人からももらうことができます。
並び2つを持っていてその隣や間をもらう、これがチーです。チーは自分の左側の人(上家・かみちゃ)からしかできませんので注意してください。
またポンやチーをして作ったトリオは横によけるのですがここから捨てたりすることはできなくなります。
※もう1つカンというのがあります。これは3つある時点で1つのトリオが出来ているため、アガリに直接近づくわけではありませんのでわからなかったらやらなくても大丈夫です。でもカンが表示されてやってみたかったら押してみても大丈夫です。笑
(カンは初心者の方にとっては非常にややこしいので、この記事ではあまり触れないでおきますが自分の手に4つめが来た時はだいたいカンしてよし、すでに3つ持っていて4つめが出た時はカンしないのがだいたい正解という感じです。もちろん例外もありますのでご了承ください。このあたりはもし要望があれば別の記事にしたいと思います!)
最初の考え方は、タンヤオと役牌が狙えそうな時はポンやチーをしてみる。タンヤオも役牌も狙えそうにない時はリーチをかけられるようにポンやチーは我慢してじっくり手を育ててみる。それでもトリオが出来なくて辛い時はチートイツを狙ってみる。というのがオススメです。タンヤオも役牌も狙えそうにないのに闇雲にポンチーしないように気をつけてくださいね!(私も始めた頃よくやってしまいました!)
ワンランク上の役を身につけてライバルに差をつけよう!
リーチ、チートイツ、タンヤオ、役牌の4つさえ知ってしまえば気軽に麻雀を楽しむことができます。でも皆さんに更なる麻雀の楽しさを味わってほしい!という私の願いをのせてさらに3つの役をご紹介したいと思います。
混一色(ホンイツ)
ホンイツは一色に混ざると書きます。マンズ、ピンズ、ソウズどれか一色+字牌で4つのトリオと1つのペアを作るとホンイツがつきます。わかりやすいですし点数も高くなりやすいので人気のある役です。スタート時にどれかに偏っていたり字牌が多い時はホンイツを意識してみましょう!
対々和(トイトイ)
4つのトリオを同じ牌3つで作るとつきます。チーはせずに全てポンしていくだけでつくのでわかりやすくていいですね!
勘のいい方ならすでにお気づきかもしれませんがこのホンイツとトイトイ、ここまでで習ったある役ととても相性がいいんですよ。
そう、役牌です。役牌を1つ、2つポンしていくと気がつくとホンイツやトイトイになっていることがあります。まずは役牌のアガリを見つつも、ホンイツやトイトイを複合させて高得点を狙いましょう!
国士無双
役満という麻雀における最高得点のアガリの1種です。チートイツのところで触れた4つのトリオと1つのペアの例外の2つめです。全ての1.9.字牌(13種類)を集めてどれかは2つにする(上の例だと9のピンズが2枚で他は1枚ずつですね)。合計14枚でアガリです。
麻雀のアガリ形は14枚、1.9.字牌は13種類なので全てが1枚ずつあればあとはどの1.9字牌が来てもアガリです。ロマンが溢れ出してます。
役満は他にもたくさんあるので気が向いた時に役一覧表を見ていただいて「名前がカッコイイ!」とか「見た目がキレイ!」そういう理由でもいいので1つずつ覚えて狙ってみてください。役満をアガった時の喜びは計り知れませんよ!
フリテンにはご用心
フリテンというのはテンパイした時、自分でアガリ牌の一部を捨ててしまっている状態のことをいいます。(もう1つレアケースのフリテンで同巡フリテンというものがありますが、この記事では割愛させていただきます)フリテンだと他の人からアガること(ロン)することができません。でも自分で持ってくれば(ツモ)アガることができます。
例えばあなたの手にはトリオ3つとペアが出来て残りはマンズの23を持っています。ですが1のワンズを捨ててしまっていたとしましょう。1と4のワンズ待ちなのですがを1のワンズを捨ててしまってます。こうなると捨てていない4のワンズでもロンすることができなくなってしまうので気をつけてください。(いい感じにフリテンしてる画像が撮れませんでした🥲見事なフリテンの画像お持ちの方寄付していただけると助かります🥲🥲笑)
最初のうちは気づかないうちにフリテンになっていることもあると思います。でも慣れてくれば、それも少なくなってくるので大丈夫です。安心してください。
最後に
いかがでしたか?本当にザックリと、麻雀を楽しむために必要な内容を最小限に抑えたつもりですが、少し長くなってしまいました。それでも麻雀のアプリをインストールして楽しむにはこれだけ知ってしまえばなんとかなるはずです。
繰り返しになりますが、いきなり全ての用語や役を覚える必要はありません。ご自身のペースでゆっくり楽しんでいく中で覚えていけるはずです。
今までなんとなく麻雀は難しそう、用語とか役とか覚えられない!と避けていた方もこの記事を読んでちょっとだけやってみようかな。という気持ちになっていただけたなら、これほど嬉しいことはありません。
この記事を読んでわからないことがあったり、〇〇についてもっと知りたい!とか麻雀を始めたよ!役満アガれたよ!好きなVTuberと同卓できたよ!などありましたらぜひTwitterの方へ質問やコメントをしていただけますよう、よろしくお願いします!どんな内容でもお気軽にお寄せください。
皆様の麻雀生活の始まりにこの記事がお供できたなら幸いです!もしこの記事が参考になった、面白かったと思っていただければスキボタン、シェアをしていただいてまだ見ぬ麻雀を始めてみたい誰かへ、この記事を教えてあげてください!
ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました!
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