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サイモン「と」ガーファンクル

【幼児期に影響を受けた作品】

※2020年にFacebookなどで紹介した「自分の「聴覚」に多大な影響を与えたアルバム」について、自分の記録用に転載したものです。

GREATEST HITS/Simon&Garfunkel

わたしは「サイモンとガーファンクル」っていう呼び方で育ったので未だに「&」じゃなくて「と」って言っちゃって、よく恥ずかしい気持ちになるのですよね。
さて、小さい頃の平和なシーンとして一番に思い出されるのは、父と母が一緒にギターを弾いていて、洋楽とか邦楽とかいろんな歌本を見ながら弾き語りしているところだ。(仲睦まじい家庭の微笑ましい思い出だが、のちに両親は離婚…😂😂😂音楽は家庭を永遠に円満にするわけではないことを思い知る笑)
フォーク全盛期の青春時代を過ごし多少アコギをかじってきた父、女子高にてクラシックギタークラブに在籍した母、一応ちょっと弾ける2人というわけで家にはガットギター1本とフォークギター2本、あとなんか変な白いギターとかもあったような気がする。
(子どもの時のわたしは自分の左と右で何やら楽しそうにギターを弾く2人を眺めながら「大人になったらわたしもギターが弾けるようになるものなのだ、大きくなると3フィンガー、というややこしそうな指のやつができるようになるんだ」と思っていたが、多少練習はしたものの、わたしはギターが弾けない残念な大人になってしまった。しかしまだ諦めてはいない笑)
年代的にもちろん両親はサイモンとガーファンクルをよく弾いていて、わたしは「The Sounds of Silence」がお気に入りだったようなおぼろげな記憶があるような。
このベストアルバムは1972年発売で、両親が高校生くらいの時の作品だと思う。羨ましい思春期だ。
わたしももちろんたくさん聴いた。幼い自分にとって、サイモンとガーファンクルはとにかく「やわらか」というイメージだった。
そういえば小学生の時に、服部克久さんの《ピアノでポップスを》っていうNHKの神のような番組で「Bridge Over Troubled Water」のステキなピアノソロアレンジがあって、いい曲すぎて自らに鳥肌立てながら中毒的に弾き続けていたのを思い出した。
その番組ではビートルズの「Norwegian Wood」も課題曲になっていてこれまた大好きなアレンジだった。
あの教則本の中で服部克久さんと羽田健太郎さんが「ピアノのふたは閉めてはいけない」って言うからその日から1回も閉めなかったな。

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