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聖子ちゃん

【幼児期に影響を受けた作品】

※2020年にFacebookなどで紹介した「自分の「聴覚」に多大な影響を与えたアルバム」について、自分の記録用に転載したものです。

Seiko・Index/松田聖子

1982年、2歳のときのわたしは相当聖子ちゃんにどハマりしていたらしく、もちろん記憶がないがわたしが「自分の意志で選んだ」初めてのレコードだそうだ。
ちゃぶ台をステージにしておもちゃのマイクを握り踊り唄いをしているわたしの音声のカセットテープが数本残されていたので、間違いはなさそうである。
母が結婚前に勤めていたという理由で、2歳頃には、札幌市内の市街地へのおでかけにいつもY野楽器がコースに含まれていた。当時はパルコ、そごう、ヨークマツザカヤなどに店舗があったような気がする。母の元同僚たちは皆やさしく、札幌から撤退するまで、大好きな場所であった。
勉強などは一切教えてくれない両親だったが、呉田軽穂はユーミンなんだよ、とかこの曲は財津さんで、こっちは大瀧詠一が作ってて、とかそういう音楽雑学みたいなのは結構小さい時から教えてもらっていた。
それにしても完璧なベストアルバムで、未だため息が出ちゃうくらいかっこよすぎる。大人になって、音楽を演奏するようになりようやく気づく美味しいところを発見するたびににやけてしまう。
松本隆さんの詞があまりに風景を連想させるもので、もう少し成長し詞の意味がわかるようになるとますます大好きになっていった。
小学校あがるまではもちろん歌手になるつもりだったわたしだが、聖子ちゃん以外にはフリオ・イグレシアスの「ビギン・ザ・ビギン」がレパートリーだったらしい。確かになまらいい曲よね。

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