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朝ごはんのときの曲

【乳児〜幼児期に影響を受けた作品】

※2020年にFacebookなどで紹介した「自分の「聴覚」に多大な影響を与えたアルバム」について、自分の記録用に転載したものです。

ショパン ピアノ名曲集 
ピアノ奏者:フィリップ・アントルモン/アレクサンダー・ブライロフスキー/中村紘子

自分はあんまり裕福ではない家で生まれ育ったが、音楽だけは常時流れていた。
これはクラシック名曲集シリーズのLPボックスみたいなもので、他の作曲家のも揃っていた記憶があるのだけど、母の趣味だと思う。その中でもこのショパンのやつが特に朝〜午前中、頻繁にかかっていたイメージ。
こちらもジャケを見るだけで、朝の光、トーストしたパンの匂い、当時住んでいた家のソファの手触りとかが蘇ってくるからすごい。針を置いて、チリチリ、、の後の幻想即興曲の1音目までの緊張感も覚えている。
そんなわけで「日常生活の音」なのでショパンを好きになったのには理由などない。
わたし自身はレッスンには行っていたもののピアノが全く得意ではない。
ピアノの先生の家にいる室内飼いのパグが足元にいるのが怖くてダンパーペダルが踏めず、耐えられなくなって違う教室へ習い替えたりしたりながらも(なのでバイエルは2周している)5歳くらいから高校までなんとか続けた。
発表会はショパンの曲を弾かせてもらうことが多く、高校生の時の人生最後のピアノ発表会では「人生の大テーマソング」と勝手に決めているノクターンOp.9-2を弾いた(もう全く弾けない)。
そういえば、小学生の時に昔のドラマの再放送を観ていて(赤い激流?だったような)あてぶりで英雄ポロネーズを弾いている水谷豊にのめり込んだ日々を鮮明に思い出す。
ちなみに、わたしの中での3大作曲家を挙げるとするならば、ショパン、槇原敬之さま、オルガニスト小泉美穂ちゃん。美穂ちゃんの作る曲は実はすごいよ!

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