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詰将棋との付き合い方(3)同居する

詰将棋との付き合い方シリーズです。
(1)と(2)もどうぞ。

第3回目はちょっと不思議なタイトルになりました。

最近、我が家にはクリップ止めした詰将棋図が、キッチンや洗面台の横、ベッドの脇などにぶら下がっています。あちこちで図を目にする環境となっていて、すっかり同居状態です(笑)

こうなったきっかけは2つ。
1つめは、お友達の家に行ってキッチンのレシピスタンドに棋書が立てかけてあるのを見たこと。料理中に本を読むのっていいなーと思ったんですが、これを詰将棋でやってみたところ、相性ぴったりでした。
お湯が沸くまで、レンジをかけてるとき、コーヒー淹れてる間など、それまでスマホを眺めていたスキマ時間が詰将棋タイムになりました。
ちなみにそのご家庭はお子さんが多いこともあって、トイレに英語の張り紙や漢字カレンダーがあったり、廊下に地図があったり、学べるものが自然に目に入るところにあるという環境になっていました。
環境づくりって大切だなと気が付かされました。

2つめは、裁断機を買ったこと。
断捨離目的で昨年10月に裁断機とスキャナを買いました。まず着手したのが将棋雑誌の付録類。かなりの量があったのですが、裁断してスキャンして、データ保存しました。
で、そのときに「捨てちゃうのもったいなくない?」と感じてしまって、「せっかくなら解こうかな」と。(つくづく物を捨てるのが下手です…)

そしたら予想もしてなかった活用法がでてきました。
まとまりで読むものだった本が、単語カードのようにバラせる詰将棋カードになったのです。
もともと詰将棋カードを教材として作ろうと思っていたこともあり、私が解き終わったも問題はハガキサイズのスリーブに入れてねこまどに持っていってます。こども教室などで使われています。
※これが、(2)の「アレンジ」のところで書いた3、4の準備です。本をバラしてカードにする、図面用紙に書き写す、写真に撮って並び替えるなどの方法があります。

こうして日常におかれた詰将棋は、とくに一生懸命考えたり、急いで解いたりするものではなく、なんとなく眺めるものになっています。もともと処分が目的だったので、1日10枚解いてねこまどに持っていこうと決めましたが、家にいる時間が長い日も短い日もあるので、実際はまちまちです。
そんなわけで(1)で書いたように、ゆるーく詰将棋を解いています。

いつもそこにあるもの。自然に馴染んでいく付き合い方です☆

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