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娘から教わる“好きなことは必ず伸びる”という真実

noteの初回記事、『はじめまして』のなかに“娘の成長を見ながら私も成長したい”と書きました。先日、まさに現実となるできごとが起こったのです。

9年生になる娘は4月下旬から学校内にあるELC(英語集中クラス)に在籍しています。先週、1学期が終わりまして、学期末の成績表がオンラインで送られてきました(ヴィクトリア州は4学期制。娘は2学期から在籍しています)。こちらの学校では成績表に限らず、学校とのやりとりはすべてオンラインで行われるので、見落としがないようにチェックしています。

さっそくログインしてみると、PDF形式での成績表がアップされており、【文法】【読解】【会話】の3項目に、各担当教師による評価がびっしり書かれていました。翻訳ツールに頼りたい気持ちでいっぱいでしたが、私、英語を勉強している身ですので、その気持ちをぐっと堪え、ひたすら長文読解いたしました。

娘の英語力の伸びしろが、もはや止まることを知らない

結論からお話しますと、かなりいい成績です。特によかったのが文法と読解で、スピーキングに関しても問題はない、とのことでした。加えて、留学当初はELCに半年通う予定でしたが、先生から「今学期(3ヶ月)で終了して来月からメインストリーム(本授業)に進むべきだ」ということでした。

こんなに短期間で娘が成長するとは正直、予想していませんでした。この春に地元の中学校を卒業したばかりで、あまりの展開の早さに戸惑いを隠せません。今では、私が苦手としている英語での電話もある程度できるようになっていて、毎日友だちと長電話をしています。はあ、若いって素晴らしい。

※娘のこれまでの英語学習は以下の記事にまとめています。

好きなものを見つけると人生は楽しみが増え、豊かになる


娘の成長を間近で見ていると、改めて思うことがあります。
「好きなことは、必ず伸びる」。
小さい頃から英語が好きで、コツコツ続けてきた結果、今の娘の成長があります。確かに中学校の英語の成績は良かったので、そこそこはいくだろうと思っていましたが、こうして英語圏でも通用できるスキルを身につけていました。よくやったと素直に認めます。

ヴィクトリア州立図書館にLEGOが展示されています。小さい頃、よく娘は組み立てていました。

で、自分は何が好きだっけ?

そこで、私、考えたんです。
「私の好きなことって何だろう?」って。自分と向き合う時間がある今こそ、好きなことを伸ばす最大のチャンスです。
振り返ると、学校を卒業してから生活のほとんどを仕事ばかりしていました。そもそも仕事=「好きなこと」でしたし、締め切りに追われる職種なので、その他の「好きなこと」を考える余裕なんてありませんでした。

でも、今の生活はありがたいことに自分と向き合う時間が十分にあります。こうして文章を書くことも好きですし、本を読むことも好き。初対面の方とお話することも好きですし、仕事のひとつである美容のトレンドを追うことも好き。コツコツ努力することもわりと好きなので、地味に英語と向き合っている時間も好き。もちろん、時間を気にせずNetflixで過ごす時間もこよなく好きですよ。

今はリビングのテーブルで原稿を書いています。

50歳、好きなことに夢中になりたい

こうして書いてみると、私、意外にも“好きなこと”があり、ほっとしています。ということで、期限つきのメルボルン生活で、“好きなこと”にフォーカスし、時間を費やすことに決めました。
そうすればきっと娘のように“必ず伸びる”はず。

私は折り返しの人生を豊かに彩るために今までの生活に区切りをつけてこちらにやってきました。これからも直感を信じて、真っすぐ生きようと思います。

娘よ、気づかせてくれてありがとう。そしてもう一度言わせてください、「あなたは、本当によくやった」。

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