【日本語教師ノウハウ】やる気のない学習者が夢中になって勉強するようになる方法とは?
こんな学習者いませんか?
いくら熱心に教えていても、授業中ケータイでSNSを見ていたり、
いつまでたっても、ひらがなしか書かない学習者はいませんか?
学習者のやる気のなさに「暖簾に腕押し」のような空気を感じたこと、ありませんか?
実際、漢字テストの成績が悪い学習者に対し、居残りさせて強制的に漢字の勉強をさせていた先生がいらっしゃいました。
でも、それをすることは本当に学習者の頭に入っているのでしょうか。
上記のような学習者は、自分にとって漢字は必要ないと思っている可能性が高いです。
学習者も教師も、やりたくないことをやっているから疲れるでしょうし、お互いの関係性も悪くなります。
そんなことするなら、お互いそれぞれ好き、得意なことに時間やエネルギーを費やしたほうが効率がいいのではないでしょうか。
というか、そっちのほうが楽しくないですか?
じゃあ、どうやってするの?
学習者が好きで夢中になれることを日本語学習に絡めてすれば、どんどんやりたくなります。
傍から見ると頑張っているように見えても、
本人は夢中になってやっているので、
上から押し付けられたのではなく自分で決めた行動なので、
苦労して頑張っている意識はありません。
(頑張るって短期的にはできても、継続するのはなかなか難しいですよね。)
具体例を教えて!
将来アニメーターになりたいAさんは、自分の好きなバーチャルYou Tuberの動画を母語に翻訳するという課題、
日本で就職したいBさんは、バイト先で敬語を使うという課題、
引っ越しをしたいⅭさんは、日本語の住宅サイトを見て部屋探しから契約~引っ越しをするという課題をそれぞれ自分に課しました。
ポイントは毎日できること。そして、楽しんでできること。
Cさんに関しては無事新居が決まり大家さんに菓子折りを持って挨拶に行ったら、大家さんに大変喜ばれ、桐の箱に入ったりんご(本人は木の箱と言っていたが、おそらく桐の箱…)をいただいたそう!
毎週進捗を取りますが、学習者たちは自分が夢中になっていることを話すので、みんないい顔しています^^
得られる効果は?
行動したときに待っている未来と、そうでないときに待っている未来は
全く違うものになります。
好きで夢中なことをした場合、行動にも起こしやすいので
✔ 「こうなったらいいな」が実現しやすくなります。
✔ 達成感も得られやすくなります。
✔ 学習者と教師が好き、得意なことで貢献しあうので、お互いの関係性も良くなります。(実際に初めはお葬式のような雰囲気のクラスが、学期が終わるころには、とても仲の良いクラスに変わりました!)
そうしたら教師にとっても、学習者にとっても、日本語学習がより楽しいものになりませんか?
実は、これらのことはコーチングの手法を使って行っています!
実は上記でお伝えしたことが全てではなく、ほかのコーチングの手法もかなり使っています。
また今までお伝えしたことは、日本語学習はもちろん、それ以外にも応用できますよね。
これからさらに、日本語教育にコーチングが求められると確信してます。
ぜひ、この記事を読んでくださっている先生方にもコーチングの効果を体感していただきたいと思い、この記事を書きました。
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