「マジック:ザ・ギャザリング」初心者には何がおススメなのか【感想文】
|ω・`)ノ ヤァ
こんにちは。はじめまどかです。
私は「マジック:ザ・ギャザリング」のプレイヤーのひとりです。最近は[一般TCG理論]についてよく記事を書いています。
私の自己紹介はこちら。
SNS上などでは「マジック:ザ・ギャザリング」の初心者には何がおススメなのか議論されることがあります。初心者にはどのフォーマットがおススメだとかどういったデッキがおススメだとかという内容です。個人的には大まかな指針はあるもののこれによって導かれる答えというものに定型は存在せず、その人に合わせたものが必要であると思っています。
この記事ではこれらについて思ったことをメモしておく記事となっています。
タイプが分かれば簡単なのに
よく言われるプレイヤーの分類として「ティミー」、「ジョニー」、「スパイク」という三大分類があります。「ティミー」はプレイ体験を重視し、「ジョニー」はコンボデッキのような自己表現を好み、「スパイク」は競技志向を持ったプレイヤーという感じです。
初心者をこれらの分類のように分けることができれば簡単ですね。競技志向のプレイヤーには競技的な知識を補ってあげればいいのですから。現実問題としては始めたばかりではどんなプレイスタイルになっていくかは分からないという問題もあります。実際、私のプレイスタイルも「ティミー」→「ジョニー」→「スパイク」のように緩やかにですが傾向が変化しているという実感があります。
決まっていない変化していくものをきっちり分類に当てはめるというのはなかなかできません。
お金持ちなら苦労しないのに
「マジック:ザ・ギャザリング」だけではないのですがカードゲームと切っては切り離せない関係にあるのがカード資産です。これはデジタルである「MTGアリーナ」においてもワイルドカードという形で影響してきます。
初心者に資産の面からどのようなデッキを扱ってもらうかは非常に難しい問題です。
例えば現状のスタンダードの環境においては、安すぎるデッキではカジュアルなフリプや大会でも勝利をもぎ取ることが難しいかもしれません。勝利という成功体験を得られる前に「このゲーム勝てないから面白くない」とMTGを嫌いになってしまわないかが一番気になるところです。
一方、Tier1デッキのようなデッキになると使われているカードが高額であり、ひとつのデッキを揃えるのに非常に予算が掛かることになるでしょう。
予算が青天井であれば苦労しないことですが趣味にかける予算は人それぞれなのです。
ミスマッチしないようにしてあげればいいのに
初心者におススメされるデッキの例としてよく挙がるのは単色のアグロデッキです。ここでは緑単アグロの例を紹介します。基本的には大型クリーチャーで殴り勝つというシンプルなコンセプトのデッキですね。
こちらはMTGアリーナで使用できるスターター・デッキの緑単アグロです。ほとんどバニラのカードが多いです。
こちらは「チャンピオンズカップ エリア予選 シーズン2ラウンド3」でエリア予選を抜けた緑単アグロのデッキリストです。テーブルトップで揃えた場合の価格は大体15,000円くらいです(2024/06/03現在)。
初心者におススメする緑単アグロをひとつ取ってもこれくらいのレベル感の差があります。
デッキパワーに差があることは仕方がないことです。問題なのはレベル感の差がある状態、ミスマッチが起きてしまうことです。例えば極端な事例でいえば、スターター・デッキのようなデッキで競技的な大会に出場してしまったとしたら不幸な展開になることは火を見るよりも明らかです。このような極端ではない場合でもミスマッチが起きてしまえばお互いのためにならないマッチになってしまうでしょう。
このような場合に初心者が経験者にしてあげられることは、ミスマッチが起きないように知識や情報を提供してあげることだと思います。
まとめ
今回の記事では「【感想文】「マジック:ザ・ギャザリング」初心者には何がおススメなのか」をお届けしました。
かなりざっくりと自分用の備忘録としてnoteを書きましたが参考になれば幸いです。
それでは。
|ω・`) チラ
|彡サッ!
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