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参加者1200人を突破したDicordサーバーの運営について【感想文】

|ω・`)ノ ヤァ

こんにちは。はじめまどか(@hajime1madoka)です。
私は「マジック:ザ・ギャザリング」のプレイヤーのひとりです。最近は[一般TCG理論]についてよく記事を書いています。

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実はわたくし、1200人を超える参加者を持つDiscordサーバーを運営したりしています。いわゆる鯖主ってやつです。(サーバーを見つけたらこっそり私に教えてください。)他にも比較的規模の小さいけれど、大会に向けて調整するサーバーで遊んだりしています。長年に渡ってDiscordサーバー、コミュニティを運営してきたのでいろいろと経験は持っている方かと思っています。

この記事ではこれらについて思ったことをメモしておく記事となっています。




なぜDiscordサーバーを運営するのか

近年ではX(旧:twitter)などのSNS上で情報交換や議論がされているところではありますが、コミュニティとしての機能は薄くて知識が集積されにくいという側面があります。そこで登場するのがコミュニケーションが取れるツールである「Discord」です。ある種、掲示板のように情報を蓄積することができる媒体なのでゲームに関する情報交換にはうってつけです。

ゲームに関するDiscordのサーバーを立てる理由はいろいろあると思いますが以下のような理由がメインになると思います。

  1. ゲーム攻略に関する情報交換

  2. ゲームに関する質問・議論

  3. 大会などの企画

  4. コミュニケーション

これらの理由になるのは主に多数に公開されている公開サーバーの例です。特定のメンバーに絞った少数精鋭のチームのような非公開サーバーでの活動では少し異なってくるかと思います。少数精鋭のサーバーでは面接などによってメンバーを厳選することもあると思いますので、今回の記事の内容とは無縁かもしれない点には注意して頂ければと思います。

私がサーバーを立てる理由としては、自分の役に立つサーバーでありつつも大多数の人にも役に立つサーバーが作りたいと思ったというところです。自分が欲しいサーバーがなかったら自分で作ればいいや!という軽い気持ちで当初はサーバーを立てました。



メンバーを増やすには

どれくらいの規模感でサーバーを運営したいのかにもよりますが、サーバーを立てた後はメンバーを募集する必要があります。一緒に遊んでくれる仲間を探しましょう!

非公開制のサーバーであれば直接声をかけて勧誘するといった方法によって人を集めます。オンラインサロンのようなコミュニティも非公開制のサーバーに近いでしょうか。

公開制のサーバーであればどんな人でもサーバーに参加することが可能です。X(旧:twitter)であったり、Disboardであったり流入する経路は色々あります。まずは告知を行って参加者を募る必要があるでしょう。

マーケティングの話のようになりますが、サーバーに参加してもらうためには他のサーバーにはない独自の魅力が必要になってきます。例えば、あるゲームではDiscordのコミュニティがそのときには存在しておらず、そのコミュニティを作ればパイオニアになることができたりとかが分かりやすい例ですね。また、草の根の大会を開催したりといったオリジナリティや個性を出していくといったことも企画したことがありますがこれも効果がありました。

見たことがある例としては子持ち限定のDiscordサーバーであるといった条件も面白いなと思いました。共通する話題があった方が話のきっかけができたりするのでサーバーに入りやすかったり、お互いに理解があったりしそうですよね。局所的なニッチなところを攻めるのはいい手段だと思います。



カテゴリ、チャンネルはシンプルに

サーバーを立ててすぐではコミュニティにアクティブなメンバーがそこまでいない状況になると思います。そんなときにカテゴリやチャンネルが多数乱立してしまっていては会話が分散してしまい一見すると過疎が起きているような状況になってしまいます。これを避けるためにカテゴリやチャンネルはシンプルに最小限に抑えたほうがよいです。初見でサーバーに訪れて貰った時に10秒くらいでどんなカテゴリとチャンネルがあるのかが分かるくらいがいいと思います。

新しく入ってくれたメンバーが初めて書き込みする場合というのはどうしても心理的ハードルがあることです。どこに何を書けばいいかを少しでも分かりやすくすることでこのハードルを少しでも下げてあげましょう。これがサーバーを盛り上げることに繋がっていきます。



サーバーを楽しもう

まず前提として、サーバー主さん自身がコミュニケーションを楽しみましょう!

サーバーを立てたらサーバー主は積極的に会話をしたほうがよいです。サーバー主の発言数がある意味基準となるからです。もし、サーバー主よりたくさん発言をしてしまったとしたら、しゃしゃりすぎかな?と思って自重させてしまうことになるかもしれないからです。そういったことにならずどんどん会話は発展していって欲しいものですよね。

私の場合は自分で運営するサーバーで遊ぶことも多いですが、他のサーバーにお邪魔する機会もそれなりにあります。それらのサーバーをよくよく観察していくと、サーバー主がコミュニティに顔を出さなくなったサーバーは過疎っていきます。サーバーにとっての顔役であるサーバー主の存在は必要不可欠です。まあ、当たり前の話ですね。



コミュニティでの練習は楽しい

Discordサーバーを立ち上げたことで情報共有が活発化して、大会に向かって練習・調整を行うという機会にも恵まれました。一緒になって何かをするって楽しいですよね。ひとつの目標に向かって一体となって努力していくというスタイルで部活のような充実感がありました。

カードゲーム界隈には調整チームに入ると上達するとかチームで調整すると強いデッキができるというのを目にすることがあります。つまるところ、強い調整チームに入りたいという想いが見えてきます。それができればかなりの近道です。ここではDiscordに関して書いているのでオンライン上の調整チームに入ることを考えると、ほぼほぼ参加は不可能といえるでしょう。オンラインサロンのような形態の有料コミュニティが存在していれば別です。

強い調整チームに入ることができるのはある程度の実績があるプレイヤーである可能性が高く、そのようなプレイヤーは既にその実績から繋がりができているので既存のコミュニティに入っていることは想像に難くありません。逆に実績のないプレイヤーが強い調整チームに入ろうとしても足切りに合うのではないでしょうか。相手からすればお前は誰だよという状況です。

強くなるためにコミュニティに入りたいというのは一見繋がっているように見えますが少しずれているように思えます。コミュニティに入って何をして何を得ることができるかというのが問題です。

私の場合は「強いチームに入る」のではなく、「チームでみんなで強くなる」ということを選びました。


つらつら色々と述べましたが以下の記事の受け売りなところがほとんどなので、是非、一読してみてください。



荒らしとの闘い

「荒らし」は公開制サーバーであれば遭遇する可能性があることです。サーバーに参加しているほとんどのメンバーには関係ありませんが、運営サイドとしては「荒らし」との闘いは切っても切り離せないものとなります。「荒らし」と一言にいっても様々なタイプの荒らしが存在します。

めちゃくちゃ分かりやすい例では、アカウントが乗っ取られてしまって@mentionを連打するBotと化した存在とか。こういう分かりやすい状態になっているのであればBANすればいいだけなので非常に分かりやすいです。

厄介なのは自分を荒らしとは自認していない荒らしです。このようなアカウントは愚痴やネガティブなコメントを常時振り撒くなどしてコミュニティに悪影響を与えます。一線を超えるか超えないかの暴言にならないようなラインを右往左往してくるのも、BANするかどうか迷うところなので運営サイドをメンタル面で疲弊させてきます。

こういったアカウントは注意や警告をすれば治ると誰しもが思うところだと思います。しかしながら、これらの症状は経験上ほとんど治ることはありません。Discordを利用する年齢層的には義務教育を終えている方がほとんどです。このような大人の性根を矯正することは不可能であると経験上思っていますし、もし可能であったとしてもかなりの労力がかかることは想像に難くありません。Discordのコミュニティは矯正施設でも慈善事業でも小学校で
もないのです。

こういった荒らしには管理者としては注意や警告をしたくなりますが、荒らしに反応するのは非常に危険な行為です。荒らしを行っているアカウントの心理としては反応して貰えるだけで喜びを感じるので、注意や警告は餌を与えてしまっているのと同義です。また、こちらの正論による反論によって荒らしを一時的に倒せているかのように見えますがそれは幻想です。一般的な社会であれば間違っていることに対して正論でとどめを刺すことができればそれで終わりです。しかしながら、インターネット上ではこちらの反論ではとどめを刺すことができません。餌をあげているだけになります。荒らしはゾンビだと思ってください。とどめを刺したと思っても無限に蘇ってくる強敵です。ゾンビアタックを無限に繰り返してくると考えるとよいでしょうか。

「荒らしは放置」という昔からのインターネット掲示板上の格言もありますね。一方、Discordのコミュニティは不特定多数が見る掲示板ではなく、特定少数が見る集まりなのでそれよりも一歩進んだ異なった対応が必要だと考えます。現代風に対応方法も進化させる必要がありすね。あまりにも合わないと感じるアカウントは自身のメンタルケアのためにも早々にBANしてしまいましょう。



おすすめBot

サーバーの機能はシンプルであればあるほどいいと思っているので、Botは必要最低限でいいと思います。たくさんBotを導入したとして複雑なコマンドをどれだけのメンバーが有効に使ってくれるか考えてみましょう。

ここではこれはやはり欲しいというBotを厳選して以下に紹介します。

  • VOICEBOX読み上げBot or Shovel
    ボイスチャンネルに誘導するとテキストチャンネルを合成音声で読み上げてくれるBotです。マイクオフだったり聞き専の人でもコメントできる機会が増えてボイスチャンネルに活気がでます。

  • Scryfall Bot
    「マジック:ザ・ギャザリング」のDiscordサーバーではほぼ必須であろうBotです。カード名を書き込むことでカード画像などの詳細を表示させることが可能です。



まとめ

今回の記事では「参加者1200人を突破したDicordサーバーの運営について【感想文】」をお届けしました。

かなりざっくりと自分用の備忘録としてnoteを書きましたが参考になれば幸いです。


それでは。

|ω・`) チラ
|彡サッ!


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