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人下げしてしまう気持ちと向き合う





今回の内容は自分への戒めとして残そうと思う。


人を下げることで自分を保つ。


絶対に避けたいことだが、余裕が無くなれば無くなるほど出てきてしまう自分のエゴ。


ここ数ヶ月新しいことを始めて身体的に余裕が無かったのもあるが、怒りの沸点を見返してみると無意識に人下げしている自分に気づいた。


人を見下す心理は自信の無さを示す。


私はそうじゃない。

私のことを馬鹿にするな。

私は頑張っているんだ。

私は認められる存在なんだ。


こういったエゴが隠れているから人に指摘されると心が反応するし、他人を自分より下げようとする。


思い返せばこの数ヶ月認められたいエゴが強まっていたと思う。


その結果どんどん心が疲弊する。


人を下げる意識は自分自身を下げる意識でもあるからだ。





まず第一に、一人で生きていける人間はいない。


生きているだけで色んな人から助けられている。


家族・友人・恋人などはもちろん、町の人・店員さん・業者さん・行政の人など上げていくとキリは無いが、


色々な人が紡いで出来ているのがこの世界なのだ。


自分自身はちっぽけな存在で、一人じゃ何も出来ない一人の人間なのである。


“私は生かされている”


という気持ちが欠けていた。


ただ、ちっぽけな自分でもかけがえのない存在でもある。


必要だからまだこの世界に生かされている尊い存在なのだ。


そして周りの人も全て尊い存在だ。


だから自分も全ての存在を尊ぶべきなのだ。


自分を認めて欲しいのなら、まず他人を認めること。


全ての人が母という母体から生まれ、必要だからこの世界に生かされている。


無駄な命など一つも無い、尊い存在だ。





そう、頭では分かっていても日々の生活に落とし込むのはなかなかどうして難しい。


自分は生かされ、皆も生かされている。

だからこそ自分の命を尊ぶ必要があるし、皆の命を尊ぶ必要がある。


極論生きていくには感謝だけしていればいいとも聞くが、こういうことからなのだろう。








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