ICH-E2 臨床上の安全性
ICH-E2についてまとめてみようと思いましたが、E2AからE2Fまであるんですね。手始めにE2Aをざっと読んで、要点を列挙してみようと思います。さすがに眠いので、構造を掴んで、内容は仮説ベースで読もうと思います。
☆ICH-E2A 治験中に得られる安全性情報の取り扱い
ファイル:000156127.pdf (pmda.go.jp)
概要:治験中に得られる安全性情報に関して、①用語の定義、②緊急報告のための基準をまとめている。
①用語の定義
○基本用語:
・有害事象…薬物投与された患者に起こった全ての疾病又は兆候
・副作用…投与した薬物と有害事象の因果関係が判定できないもの
・予測できない副作用の定義…??
○重篤な有害事象(SAE)
・死亡に至るもの
・生命を脅かすもの
・治療のため入院もしくは入院期間の延長が必要なもの
・永続的もしくは重大な障害・機能不全に陥るもの
・先天異常を来すもの
・その他の重大な医学的事象
○重篤な副作用
○副作用の予測可能性
→Globalで共通の用語が定義されていなかったから、用語の定義を示しただけ?治験実施中でよく使う用語にフォーカスしている?定義することで何がいいのかを考えると、例えば有害事象のスコープが明確になって、諸外国の対応と日本の対応を比較することができる?定義なのでさらっと読むだけで良さそう。
②緊急報告のための基準
・報告すべきもの
・報告期限
・報告方法
・ブラインド治療症例の取り扱い
→これはGlobalで緊急報告の基準を揃えたいための内容。報告すべきものは重篤な副作用か未知の副作用かと思う。期限は多分14日とか?副作用の程度によっても報告期限は変わってきそう。また、副作用が発生した日か副作用を認知した日か、とか大事なのかな。ブラインドで試験をやってても、ブラインド解除する目安とかありそう。
眠い・・・明日ちゃんと読んで、上記の太字部分をリバイスしようと思います。