FF14 蒼天のイシュガルド とあるイベントについての心情

こんにちは。ここ最近FF14をはじめて、メインストーリーを疾走してるんですけど、蒼天のイシュガルドにて衝撃的なイベントを通過したので、その思いの丈を文章にして消化しようと思います。

※FF14、パッチ3.0、メインストーリーの中盤以降のネタバレを含みます。

数年前に実装されたコンテンツで、今さらネタバレも何もないかもしれませんが、私のフォロワーさんまわりで最近FF14を始めた方が多いので、念のために注意喚起しておきます。蒼天のイシュガルドで、まだ教皇庁に行っていない方は回れ右でお願いします。

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　私にとって、ゲームのキャラクターたちを好きになるポイントの一つに、芯がブレないかどうか、というのが大いにあります。正義のキャラならその正義を貫いてほしいし、悪役なら折れることなく最後まで悪いまま死んでいってほしい、みたいな願望があるのです。
　一方で、キャラのブレというか、未成熟だけどその分伸びしろがあって、作中で変化を遂げていくキャラクターも大いに好きになることもあるのですが（例：FFTのラムザ、宝石の国のフォスフォフィライトなど）、自分の好みの傾向として、どっちかというと芯がしっかりしてるキャラを好ましく思うことが多い、ということですね。

　私にとって、オルシュファンは前者でした。彼は出会った当初から、プレイヤーに向かって「お前の筋肉…、イイ！！」とセクハラまがいの発言で強烈な印象を残すとともに、常いかなる時に話しかけに行っても笑顔で歓迎してくれる、よい意味で決してブレない人物だと思いました。
　と、同時に、私はこうも思ってたんです。

　このオルシュファンというキャラクター、暁の血盟の仲間やアルフィノのような、キャラクターとして未熟な部分や、成長の余地、キャラの側面や裏側というか、まだ語っていない部分が殆ど見受けられない。なんだったらエスティニアンやイゼルの方が未熟なところがあって、今後の出番を期待させるところがある。
　この人は、これで完成されているキャラクター。ということは、今後のストーリーを経ての成長が見込まれない。つまり、今後彼について描写されるネタが無い。
　というわけで、彼が蒼天のシナリオ中に居なくなってしまうことは察していました。
　そして、それはきっとすごくドラマチックですごくプレイヤーの精神に打撃を与える形で訪れると思っていました。

で。教皇庁のあのシーン。わかってたとはいえ、号泣ですよ。絶対に彼はこちらを守ってくれると思っていたけど、命ごと盾にするなんてずるい…。

　ヒカセン（プレイヤー）と出会って、それこそ最初から最後まで励まし、慰め、共闘し、裏切りがうごめくFF14のメインストーリーの中で、本当にずっとこちらの味方でいてくれたメイン盾…。

　彼は完成されたキャラクターだと上でも書きましたが、彼は死をもって、更に完成度を高めたと言わざるを得ない。悔しいけど、この悲劇があったことで、みんな彼を忘れることができなくなったな…と。

　完全に私の主観的な感想なんですけど、FFって割とどのシリーズでも、成長の余地の少ない完成してるキャラクターを、ここぞというところで殺してくるので、オルシュファンも死をもって完成したんだな…と。
（FF7の死んだ彼女なんかも、完成しているキャラ筆頭だと思っています。あの子は普通の女の子のような迷いや葛藤が無かったんです。一方生きてるあの彼女は迷ったり悩んだり葛藤したり、成長や未来を予見させるキャラデザイン、性格づけをされていたなと思います）

　知ってたとはいえ、それでもやっぱり悲しいよ。もっといろんなこと話してる姿を見たかった。今後のゲーム中でも、困難に立ち向かい未来に走る冒険者の後押しを、そっとしてほしかった。

またどこかで会えるといいな。オルシュファン。

さて、蒼天のイシュガルドまだ途中なんだよな。頑張らないとね。

※ここから先は余談。私個人の性癖にしか考慮してない文章になります。すいません。（具体的には、男女CP好き腐苦手オタクとしての視点の話になります。）

しかし、これ、ヒカセンを女にした方が絶対にもっと萌えたし泣いたと思う。私が2次元はヘテロにしか萌えられないから仕方ないんですけど、オルシュファンが部屋に来るか？と言ったりとかしたとき、ヒカセンを完全なヘテロ男として運用してたから、基本的な感想が「キモッ」だったのが惜しい。女の子でやればちょっとドキッとできたかもしれない。

あと、アイメリク卿さ、「オルシュファンの仇をとる」って選択肢選んだ時に、いかにもヒカセンがオルシュファンを好きだったかのような推測しましたよね？

あの…私の運用するヒカセンはそういう趣味はないです。あくまで友として好ましかっただけでして。この時ちょっとだけ心に冷水被りましたね。

ここも女だったら超涙ながらに「うんうん！！！！！すき！！！！愛してる！！！！」って言えたな…。

頭も心も重たいけど、続き頑張るかあ…。