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暖冬に弾けよ

なんだか、毎日が元旦みたいな天気でしたね。
ほんの少し冷たい風が流れるだけで、太陽の照りの方がずっと強かった。

12月も1月も地続きのはずなのに、なんとか2023年に置いていきたいもの達が皆をせっついている、そんな1週間でした。疲れたー。流石に年末が恋しくてうんうん唸っていた。無事に仕事も納めました。


朱や紅梅の色がきています


・年も締めにかかっている12月半ばに、爆裂良い出来事が起きた。い、今…!?ほんとに今!?!?とたじろぐも、思い立ったが吉日、即座に飛びついて来年からの生活が変わることになりました。このスピード感痺れますね。一番生きてる感じする。


・年始に引いたおみくじ、思い返すと「果報は寝て待て」という旨のことが書いてあった。

本来占いの類は信じない、というか3歩歩いたら忘れるんだけど、実家近くの神社だけはなんだか信じる気にさせてくれる。そこで引いたおみくじに則ると、今年の350日強は寝て待てタイムだったことになる。長くないか??流石にへこたれるところだったんだけど…だけど、疲労も記憶も吹いて飛ぶほどの、とびきり良いこと。ふふ。にやけてしまうな。

かぬれ



私がグッドな年寄りになるとして(前提)、この年をどんな風に思い出すかな。


社会に自分を放った年、とにかく夏が暑くて長かった。宮古島で見た、ブイの水鳥が何だか忘れられない。島の光で焼きついた水着の跡がまだ消えなくてしんどい。ちがう道路を進む人にまた会った。画角に収まる景色なんてひとつもないけど、文も写真も残した方がいい。冬は暖かくて、しばらくマフラーが要らなくて、例の如く眠れなかった朝にラッキーが巡ってきた。



無思考で誰かの笑顔を願える、その愛の湧き方と人より大きな(しかし有限な)キャパシティを、私はもっと上手く扱えた方がいい。来年はそのハートと、自分自身のよい生活をより馴染ませていきたい。
振り切った選択の贅沢さ、「いま」をやること、楽しみに思えているから、大丈夫だと思う。
大事なのはそれを間違いにしないための腕力でもある。頑張らなきゃ。実直に。


インスピレーションがぱちぱち弾ける音がする。
良い香りがする方に進む。
また来年。また。よろしくお願いします。

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