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読んだ本の感想、気になる本についての記事のまとめです
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#ヨーロッパ

「バロック美術」を読みルーベンスの2枚の絵をみたくなった

じっくり2度読みました。カラー写真もふんだんにあり、バロック美術を俯瞰的かつ詳細に解説し…

森村一樹
6か月前
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「超国家主義の論理と心理」を読んで思ったこと

「超国家主義の論理と心理」は1946年に発表された丸山真男の論文です。丸山真男などと呼び…

森村一樹
2年前
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和辻哲郎の「風土」に共感

和辻哲郎の「風土」を読むと、そうだそうだと深く頷いてしまいます。風土が人間の精神構造に影…

森村一樹
2年前
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ハンナ・アレントを読んで思索したこと

戦争の世紀を生きた政治哲学者のハンナ・アレントの後期の未刊行論文集を読んでいろいろ思った…

森村一樹
2年前
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変容する民主主義

本書は学術書ではなく、権威主義国家が増加する理由を解き明かす分析本でもなく、ポーランド・…

森村一樹
2年前
5

アメリカとヨーロッパ

若い頃にアメリカで仕事をしているとき、世界はアメリカ中心に動いている、と思っていました。…

森村一樹
2年前
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外国の歴史を学ぶ時の本

海外に行くときには、短期滞在でもその国の歴史を事前に調べるようにしています。私が利用しているのは、中公新書の「物語シリーズ」。 「物語 スペインの歴史」「物語 ドイツの歴史」など、主要な国の歴史を物語風にコンパクトにまとめてあり、歴史の教科書とは違い新書ですから肩肘張らずに読むことができます。 受験勉強のように○○○年に何が起こった、など覚えるつもりはなく、その国なりたち、政治経済・文化などを大づかみするには適しています。概略本でもなく、生きた歴史が250ページほどの新書

紋章はヨーロッパと日本だけ

筆者によれば、「紋章」はヨーロッパと日本だけにしかないそうです。しかも両者は全く別個に発…

森村一樹
3年前
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ダンテの神曲 三韻句法

イタリアのダンテ。2000年、英国の「タイムズ」紙が文芸付録で「過去千年間の最高傑作は何…

森村一樹
4年前
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ワイドショー ~オルテガの「大衆の反逆」を読んで

在宅勤務を始めてから、いろいろなことに気づきました。その1つがワイドショーから流れる情報…

森村一樹
4年前
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