見出し画像

副鼻腔炎の術後1ヵ月のメモ

7月5日に副鼻腔炎の手術を受けました。

鼻茸を切る、曲がってる部分を切る。
鼻の通りをよくするために蜂の巣状の骨をなくす。

みたいなものです。
術後に感じていることをメモ。
よかったことや、不安なこと。

声変わりした

鼻茸を切ったからか、骨がなくなったからか。
声変わりをしました。家族が笑っちゃうくらいの変化です。
声が自分の中で響く感じで、きっと空洞が多くなったんだろうなぁ。

ただ、はじめましての方には「こういう人もいるよね」と思われるくらいの違和感のなさのため、問題はなさそうです。

ちなみに声変わりだけじゃなくて、鼻息も変わりました。

メガホンとか、サランラップの芯とかで「ブホー」と音がするような感じです。空洞が広くなって、全力で酸素が飛び込んでくるなと。

元々、鼻をすする音がしたら「あ、うえださん来た。」くらいに思われるほどでしたので、少し静かになったかもですね。

匂いがかえってきた

副鼻腔炎になったことで、5年ほど嗅覚を感じなくなりました。

臭いものには好都合ですが、いい香りもおいしそうな匂いも、30代に入って自分のニオイにも気づけない危うい感じでした。

たまに抗生物質や点鼻薬をすることで改善していましたが、匂いが一瞬したと思ったら無くなる、と。誰かとの日常も思い出も匂いからは想起されなくなってしまうことは少し悲しかったりもします。

術後数週間経ち、嗅覚を覆っていたかさぶたも取れてきたことで匂いを感知できるようになりました。今週5日前に通院した際にかさぶたがとれ、また解像度が上がった感じがします。
やよい軒で食べたから揚げの上で搾った檸檬があんなにいい香りだとは、おったまげました。料理って食べる前に美味しい気持ちになれるんですね。

ただ、東京で暮らした30〜35歳の思い出に匂いがついていないため、何かを香水のせいにすることもなさそうです。

術後の「でこ痛」と、群発期のはじまりへの不安

副鼻腔は眉間あたりから両眉の方と、鼻の両隣あたりに4つの部屋があります。

術後に化膿してしまわないよう定期的に掃除をしています。

術後3週間ほどは血が出ていくイメージですが、4週目あたりから透明な日も増え出して傷が治りつつあることを実感します。

ただ、傷が治りはじめると別の痛みが。副鼻腔の中でも僕は眉の上が痛くなるから、僕は「でこ痛」と呼んでます。疼く感じの痛みです。

子どもの頃に手や足にできた擦り傷などで分かるのですが、かさぶたができたり取れはじめる頃って、皮膚同士が元に戻ろうとして引っ張り合ってませんか?

あの感じがでこの中でも起こっているらしく。

あと、ペットボトルの飲み口を全部口で覆ってしまうとベコッとなりませんか?

あれがでこの中でも起こることがあるらしく、しかも神経に近い位置なので痛みも強いし吐き気やフラつきを伴う、と。気合いでどうにかなるものじゃないそうです、困ったものだ。

そんなこんなではじめて感じる痛みとお付き合いしているところですが、持病の群発頭痛もついに群発期を迎えようとしているようです。

まだまだ痛み方は始まってすぐの「ひょっとしてはじまったかしら?」ぐらいのレベルですが、これがでこ痛とのコンボが決まるとデコまで脈打つ痛みが届くため、僕なんかけちょんけちょんです。

今朝それがやってきて、急きょ通院。
盆休みに入るため、ステロイドを今日から飲んで傷みすぎないように身体をつくろうと言う話でした。

僕にとっては、群発頭痛にもステロイドをつかうと病気をごまかす作用があり(経験上、長期化してしまって根本的には無意味でしたが)恩恵を受ける面が多いためしばらくお世話になることに。

この数日は正直、不安です。盆休みが終わったら頭痛の専門医探しを熊本でもしないとなと考えているところです。

元気な時間帯は、ニッコリして過ごしましょ。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

ここまで読んでくださりありがとうございます! サポートしてくださった分は、ひとりの再スタート準備に。