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親の呪縛から逃れる

鳥が卵から孵って最初に見たものを親だと信じてついて回る現象を「刷り込み」とか「刻印づけ」とか、英語では「インプリンティング」という。

私たち人間も、この世に生まれ出て、初めて自分を養育してくれる親が全てだと信じる。

なので、親の教えや躾はそれがポジティブであれネガティブであれ自動的に受け入れて、それを自分の生き方に反映させていく。

「あなたは○○だから駄目な子」と言われて育った人は、自分にダメ出ししながら生きてしまいがち。「○○ちゃんに比べてあなたは…」と言われて育った人は、常に自分と誰かを比較してしまう。

肯定的に「いい子だ」と言われて育った人は、何があっても自分は大丈夫だと信じることができたりする。

ここだけの話、うちの息子は夏場になると、パンツ一丁で寝る。でもなぜかくつ下だけは必ず履いている。とっても滑稽なスタイル。

ある朝「昨日くつ下履かんと寝たからお腹こわしてしもた…」と起きてきた息子を見てハッとした。

幼い頃、私は彼がお腹をこわすたびに「足が冷えたんやなぁー」と言っていた!
恐るべし刷り込み。

「もう大人なんやから、くつ下履いて寝なくても大丈夫やで。お腹こわしたんは食べすぎたからや!」
と刷り込み解除。

今は寝る時にくつ下は履いていない模様。

教えられて思い込んだことが現実になるのなら、自分で色んなことを刷り込んだら未来は良きにも悪しきにも変えることが出来る。

明日は夏至。
1年の中でも大きく変化する時なのだそう。

私は私に「ここから先の私の人生は幸せか、超幸せかの二択」と刷り込んだ^_^

何を信じて生きていますか?




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