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フクロウとの生活2020年12月②


2020年10月10日、我が家に新しいフクロウ、エコーが到着した。到着してすぐ先住フクロウのあもと対面させた。あもはエコーの入るキャリーバッグをすごく気にしていた。キャリーバッグからエコーを出した際、あもは思いっきり威嚇した。しかし残念なことにタイミングが悪かったのか扇を広げながらペリットが出てしまった。威嚇半減、、、、エコーはキョトンとしていた。
エコーを繋留し、あもは放鳥させた。あもは、エコーから離れた位置に移動してじっと様子をうかがっていた。エコーはきょろきょろと我が家をスキャンしていた。緊張した空気が流れながらも、時と共にに薄れていった。


 夜19時、フクロウの食事を用意した。先住フクロウの尊厳を保つためにもあもを優先することがいいというアドバイスを聞いたので食事もあもからあげることにした。あもに餌をあげる際、エコーがこちらを見ていた。あもはエコーに餌を奪われまいと、にらみながら、いつもより急いで食べていた。あもの食事が終わり次はエコーに食事を与えた。食事の前に体重測定をした。なるほど、尾羽が長すぎてうまく体重計に乗りきらない。丁度良い止まり木を見繕い、その上に載せて体重を測定した。空腹時体重213g、あもとあまり変わらない。図鑑などで見たら215g~400gとあったので、300gくらいあるかと思ったが、意外と小さい個体だ。さあ、初めての餌をあげよう。食いつきがよくてびっくりした。神経質な種類なので環境が変わったら食事をとらなくなるのではないかと心配したのに。。。。餌をあげる時のピンセットを子供用プラスチック箸に変更した。先が丸いため、フクロウののどを痛めないかなと思ったからだ。エコーの食いつきっぷりは本当に激しくて、箸の先を思いっきりかみついた。変更して良かった、、と安心した。食事量は25gほど良い食べっぷりだ。


 夜、気になりつつも監視カメラを設置して就寝。あもはいつもの机の上、エコーは床置きにして、お互いが見えない場所に繋留した。夜中心配で何度も監視カメラを確認した。あれ??オナガフクロウって昼行性って聞いていたのだけど、、、ずっともぞもぞ動いている姿が確認された。時々飛び立とうとしていた。

 次の日、いつもの時間に起床し、リビングに上がり電気をつける。エコーを見ると細く擬態してこちらを見ている。びびりだなぁと思いつつ食事を用意し食べてもらう。前日と同じく良い食いっぷり。

 エコーと過ごして数日、気づいたことがあった。アンクレットを噛む癖があるためアンクレットがボロボロなのだ。アンクレットをつけている部分に毛が生えていない。気になったのでアンクレット交換をすることにした。毛の生えていない部分は、この時期のフクロウにはよくあることらしい。エコーの足の特徴として、足首は太いけど足自体は小さいそうだ。
 

 お迎えして2週間たったあたり、一度健診をしたいと思い動物病院へ行った。性別検査も併せて受けたかったので血液検査、便検査も併せて行った。足の裏に傷が発見され、第一趾が腫れているという指摘を受けてアンクレットを外したほうがいいと言われた。アンクレットを外して放鳥させる、どのようにして飼うべきか悩んだ挙句、風呂場で生活してもらうことになった。

足の病気について詳細に描いた記事のURLをこちらに貼っておく。

病院でいわれたことをまとめた記事
https://maddy-owl.muragon.com/entry/135.html
足の怪我の要因は人工芝か?
https://maddy-owl.muragon.com/entry/111.html
3週間の放鳥生活後見つかった新たな足の問題
https://maddy-owl.muragon.com/entry/148.html

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