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フクロウとの生活2020年12月③

 2020年10月25日から11月15日までの3週間、風呂場で生活した。基本的に夕方家に帰ったらリビングに連れていき、お風呂を掃除して、私自身お風呂に入る、夜寝るときにお風呂場に連れていくといった生活だった。
 慣れていないフクロウを放鳥させて生活するのはかなり大変だった。まず、捕まえようとしても飛んで逃げてしまう。特に高いコーナーに移動してしまう。コーナーは簡単に外せるタイプなので1つずつ外して、行き場所をなくしてから下に降りてきたところを捕まえる。
 食事の時と移動させるときに捕まえるのだが、毎回捕まえるという行為が本当にストレスだった。エコーが明らかに怖がっていたからだ。逃げ回るときに壁などにぶつかってしまうことも事故につながりかねない。この3週間本当に何もなくてよかった。食事の好きなエコーのため捕まえた後、ご褒美として虫をあげたりもした。
 どんな状況でもエコーは食事への執着はすごかった。飛び回った後でも食べ物を見せたらすぐに食いつく。そして食後は従順になる。この時にしっかりと触れ合うことにした。
 この3週間放鳥させてみて、エコーの飛翔能力を知ることもできた。リビングにいる時、スイッチが入ると何度もコーナーを移動する。1時間ずっと飛び回っていることも。コーナー間をおそらく100往復はしていたのではないか。体力がすごすぎる。また、1階の風呂場から2階のリビングまで扉を開けたら飛んで上がるのだ。
 楽しかったのは監視カメラでみる風呂場生活の様子。オナガフクロウは水浴び好きな種であるときいていたが、エコーの水浴びシーンを監視カメラで確認することができた。合計5回確認できたのかな。最初は恐る恐る周りを気にしていたのが、徐々に気にせず豪快に水浴びをするようになったのは本当に見ていて楽しかった。

上記のようなエコーの能力を詳細に記載した記事は以下リンクから

飛翔能力と水浴びについての記事
https://maddy-owl.muragon.com/entry/145.htmlhttps://maddy-owl.muragon.com/entry/146.html

 放鳥生活中ずっと足裏を観察していたのだが、2週間当たりから、少し足の側面が赤くなっていることに気づいた。特に何も感じなくてそのままにしていた。3週間後そろそろいいだろうとフクロウカフェに行きアンクレットを装着してもらおうとしたところ、赤くなっている部分を指摘された。アンクレットをつけていないのになぜこんなにも赤くなるのか?止まり木の問題??? 角材を加工して作った止まり木を各所に置いており、勢いよく飛び回って着地しているのでその時に足をぶつけて内出血のようになっているのかもしれない。。。。
 この日からいつでも外せるような着脱式アンクレットを装着して繋留生活開始となる。赤みは少しずつ引いている印象だけど、アンクレット装着によりすれて、毛が生えていない部分が傷つきかさぶたになった。どこまで許容するべきなのか、写真を撮ってお世話になっている方に見てもらいながら経過観察をした。大事なことは傷口から感染しないように清潔に保つこと。水をかけてきれいにしたり、えさを足で掴ませないようにしたり細心の注意を払った。左右両方の足に傷ができ、かさぶたになり、合計4か所くらい傷ができたが、徐々にかさぶたも小さくなっていった。12月5日、着脱式のアンクレットから固定式アンクレットに交換した。特に問題なく経過した。

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