知の旅

知識がなさすぎる。

2022年、そう思わせることがかなりあった。
自分に知識がないのは今まで不勉強だったからではあるのだが、もっとも大きな原因は知的好奇心の欠落にあると思う。

思えば、自分の中での「勉強」というものは「受験勉強」そのものだった。試験でいい点をとるための「勉強」。受験にしか通用しない空疎な「勉強」。

つまり、自分は今まで血の通った勉学をしてこなかったのだ。「血の通った勉学」とは「生きている上で活かすことのできる知識を得るための勉強」という意味で書いたが、とにかくそれをしてこなかったことを激しく後悔している。

知識を得るだけが勉強ではないと言われそうだが、実際、知識がなければ思考することもままならない。だから、勉強の根幹にある最重要項目は「知識の獲得」にあると思う。

今の自分の悩みは、知識がなさすぎることだ。
冒頭にも書いたが、その原因は知的好奇心の希薄にある。

そこで時間のあるときにあらゆる名所を周り、知を得ようと思う。本を読んで知識を得るのも大事だが、それではなかなか知的好奇心がくすぐられないこともあるだろう。そこで今生きている世界(といえば壮大だが)を自分の目を通して観て、経験的に知を得ていこうと思う。

もっともらしく書いたが、座学よりも遠足の方が楽しいですよねというのが早い話。

兎にも角にも、旅をして得た知識を本で読んだ知識を有機的に結びつける試みをこのブログにおいてしてみようと思う。

旅をするということは時間もかかるしお金もかかる。第一、自分は飽き性だから、このブログを書くモチベーションを持続させられるかという問題もある。

とりあえず、やれるだけやってみようと思う。

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