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交渉アナリスト補 実技研修に参加した話

おはようございます?こんにちは?こんばんは?
ゆめみのRindaです。

以前、交渉アナリスト2級の資格を取得しました報告をしたのですが、続けて、交渉アナリスト補の資格も取得しました。

私はPMであって交渉のスペシャリストを目指したいとかそういう意図は全くないのですが、「交渉」ってなんだか「高尚」な事だと感じることはありませんか?(オヤジギャグ😵‍💫)

今回、交渉アナリスト補の実技研修に参加し、無事資格取得してきたのですが、「交渉」というものの捉え方が少し変わった気がするのでそれをシェアしたいなと思います。


「交渉」とは?

ここで、(私のnoteでは)久々のChatGPTさんにご登場いただきましょう。

ChatGPT Model:GPT-4で質問(その1)

「互いに満足できる解決策を見つけるために行われる」とありますね。
後半の回答にもありますが、「交渉」と聞くとどちらかといえば「勝ち取る」「奪い取る」というどちらかが得をするために行うこと、というイメージが強い印象があります。
交渉アナリストの中でこれを「分配型交渉」と言いますが、なぜこういう印象を抱くのでしょうか。

こちらもChatGPTさんに聞いてみましょう。

ChatGPT Model:GPT-4で質問(その2)

交渉という言葉の持つ意味が対立や勝ち負けを想像させる、というところはなるほどなぁ〜と感じましたが、念の為、みんな大好きgoo辞書でも調べてみました。

交渉は「ある事柄を取り決めようとして、相手と話し合いをすること。」だそうです。ただ、類似語に「交渉、談判、折衝」が出てきており、これらは以下の使い分けをするとのことです。

「交渉」は、個人対個人、個人対団体、団体対団体、国家対国家など、一般に広く用いられる。

「談判」は、もめごとなどの決着をつけるための話し合いをいう。したがって、両者の利害が相反することが多く、喧嘩(けんか)腰の感が伴うのが普通。

「折衝」は、組合対会社、国家対国家など、公の場合に用いられることが多く、個人対個人、個人対団体などの場合にはふつう用いられない。また、多く、利害の食い違う当事者同士が要求などを出し合い、妥協点を求めるために話し合うような場合にいう。

交渉という言葉が談判や折衝と「類似」の言葉として認識されていることからも、なんだか「対立構造的な場合の言葉」のようにも感じられてしまいます。

一方、英語では交渉は「negotiation」と記載しますが、こちらを英英辞書(LONGMAN)で調べてみると以下のような結果が出てきました。

[intransitive, transitive] to discuss something in order to reach an agreement, especially in business or politics
negotiate with
negotiate an agreement/contract etc

reach an agreementとあるように、合意点に「with(一緒に)」「reach(到達する)」ことがnegotiationだ、と言ってますね。
つまり、欧米からやってきた「交渉」という概念は、本来「合意に到達する」ことなのであって、「勝ち取る」「奪い取る」というネガティブなイメージではないはずなのです。

でもなぜか日本人の私は「ネガティブ」な印象を持っていました。

ビジネスは「人」対「人」で成り立つわけですから、大小さまざまな「合意」がなされるはずであり、そこにはどちらが優劣ということではなく、双方が納得した「合意点」に辿り着く、という状態になるはずなのです。

今回、交渉アナリスト補の研修を通じて一番実感できたのは、まさにこの、「双方が納得した合意点に辿り着くためにやることが交渉である」ということでした。

交渉アナリスト補 実技研修について

実技研修なので、ほぼワーク・ロールプレイングが中心です。
内容の詳細は記載できませんが、ケースを設定して、それに対する「交渉」を行う形で、1対1の交渉もあれば、多対多の交渉もあり、9:30〜17:30と長いように思えて、実際はあっという間の二日間でした。

人によっては普段の自分の業務とは直接関係のないケースの場合もあります(私も実際そうでした)が、役になりきることで、交渉の立場を変えた理解を深めることができる研修でした。

もちろん、実際の現場ではそう簡単には合意点に辿り着けないことも当然ですし、最終的な合意に至るまでは「ハード」なやりとりをしないといけないというのは現実問題あると思います。理想論だけでは進まない方が多いかと思います。

それでも、こういった交渉に関する体系立てた学習機会というのはとても新鮮ですし、身になったと感じています。

交渉アナリスト補 資格を取得して感じたこと

多少ネガティブな印象があった「交渉」に対してとても前向きになれたのではないかと思います。
あと、2級取得時には感じられなかった「交渉する」ことの実感を感じられたのが大きいですね。
やはり、習うより慣れろと言いますか、「やってみなはれ」は大事です。

「交渉」の先にあるもの

ChatGPTの回答でもあったように、「Win-Winの交渉」を目指す必要があるのですが、研修に参加されている方が、とても素敵なことをおっしゃっていました。

「交渉を行なったことで、交渉前よりも良い関係性を相手と築くことができたと思う」

この言葉にとてもハッとさせられました。
これってとても理想的な「交渉」だと思いませんか?

交渉は目的を達成することを主眼に置きがちですが、対話していく中で「相手との信頼関係を築く行為」なのだと気付かされました。

ゆめみはお客様と伴走して社会に価値を生み出すお手伝いをしていく会社なわけですが、このお客様やそこに関わるパートナーの皆様との「交渉」は、まさに信頼関係を築くためにある行為なのだなと思うと、なんだか以前よりもお客様との会話の機会にもワクワクしてきそうな自分がいます。

って言いながらきっついこと言われたら泣きますけど。

兎にも角にも、「交渉」ってとても前向きな言葉だし、もっと当たり前のように広がっていくべきことじゃないかな、って思ったので皆さんにシェアさせていただきました。

ゆめみではこういった資格取得や研修参加についても、会社が全面バックアップしてくれる制度が整っています。
今回、研修費だけでなく、会場が東京だったのですが、そこへの出張費用もサポートしてくれています。ありがたや〜🙏


この記事を読んでくれたあなたも、ゆめみで働くことで新しい自分に出会えることがあるかも?しれません。
興味を持っていただいた方はぜひゆめみの採用HPを覗いてみてください。


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