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私の生成AIサービス活用方針 2023年版

おはようございます?こんにちは?こんばんは?
Rindaです。

前回、PM職もAI使っていこう!という趣旨の投稿をしました。
今回は実際にAIをどう使っていくのが良いか?という観点でChatGPTをベースに考察を述べてみようと思っていましたが、この1ヶ月程度で、生成AI界隈は目まぐるしい変化が起きており、改めて最近の動向をキャッチアップした上で、PM職におけるAI活用法を見極めていくべきではないかと考えました。

というわけで、今回はPM職で使うAI技術について、どのように使い分けるのが良さそうか?という点で考察を述べてみたいと思います。

注)
本記事で取り扱うAIとは、「生成AI」と呼ばれるコンテンツ自動生成AIを対象としています。

生成AIって?

とりあえず、普段通り、我らがGoogle先生に質問してみると以下の通りでした。

生成AI(英:Generative AI)は、画像、文章、音声、プログラムコード、構造化データなどさまざまなコンテンツを生成することのできる人工知能のこと

要は、いろんなコンテンツを作ってくれるAIのことです(まんま)

この生成AIはGartnerが2022年7月に発表した「先進テクノロジのハイプ・サイクル:2022年」によると「黎明期」にあたる技術であり、まだまだこれから技術革新が進んでいくことになるものです。
Gartner予想では主流技術になるのは5〜10年後と見込まれており、今や世間一般的に使われているGoogleのようなサービスになるまでにはまだ時間がかかります。ただ、一般化された時に初めて使うのか?今使っておくのか?どちらが将来的に重要かはよくよく考慮した上で、行動する必要があります。

生成AIは何に使える?

世間が熱狂的にAI!AI!と叫んでいる今だからこそ冷静に見つめていかないといけないわけですが、前回も述べた通り、「AIは正解を持っていない」ということをしっかりと意識して活用を検討する必要がある段階です。

いろんな方が既に語り尽くしている話ではありますが、私としても現時点においては以下を意識して活用しなければと思っています。

  1. 「思考する」という人間の優位性をさらに高めるための無駄なことを省力化するためのツールである

  2. 世界中の知見を安く・早く収集してくれる便利なツールである

  3. 世界中に散らばっている有益な情報を収集・整理することはできるが、それだけ。付加価値は何もない。
    =情報に付加価値をつけられるのは「人間」だけ

何も考えずにとりあえずAIに投げれば問題が解決する、なんて、そんな世界観はまだまだ実現されていません。というか、そうなったら「機械に生かされる人間」というマトリックスの世界そのものになりますね(恐ろしい・・・)。

G7広島サミットにおいても、「責任あるAI」として5つの行動計画を取りまとめていたり、OpenAIのCEOがAIの規制は必要不可欠なもの、と自ら述べていたり、AIにまつわる制度・規制などもこれからますます目まぐるしく変わっていきそうです。

そのため、今どう使うか?という点において、上記の1を中心とした使い方が良いのではと思っています。
具体的には以下の2点かなと思っています。

  • 思考訓練、アイデア創出(+そのための情報調査&整理)に活用

  • 言語化能力の強化、プレゼン力向上に活用

これこそまさに私が前回述べていた「優秀な秘書」ってやつです。

最近のAIサービスあれこれ(2023/5/25時点)

では、実際どのようなサービスを活用すると良いのでしょうか。

技術の黎明期ということもあり、ニュースで取り上げられているような有名なものも含め、誰もが簡単に使えるサービスとして提供されている生成AIサービスは複数ありますが、私の独断と偏見で、普段から使えそうだなと思っているサービスを取り上げてみます。(全て無料で利用可能)
他にもたくさんあると思いますが、事前準備が簡単もしくは特に不要で、気軽に使い始められるもの、という基準でそれぞれ3つほど選んでみました。

思考訓練・アイデア創出(+そのための情報調査&整理)に活用

  1. ChatGPT(無料版 GPT-3.5)

  2. Bing

  3. Bard

この投稿を書いている間に、Microsoftの年次カンファレンスであるBuildにて、ChatGPT PlusがBing検索に対応したという発表がありました。
有料版ChatGPTを利用している場合、ChatGPTからBing検索を通じてネット上の最新情報を反映した上でAIと対話ができるようになりますね。

言語化能力の強化・プレゼン力向上に活用

  1. Bing Image Creater(DALL-E)

  2. Canva

  3. Viber AI(DALL-E) ※デスクトップもしくはスマートフォンアプリで実行

それぞれのサービスの特徴については別の記事などが大変わかりやすく説明してくれているのでここでは割愛しますが、それぞれを私の場合どのように使っていくつもりなのか?という私なりの方針をまとめておきます。

生成AIを使った思考訓練・アイデア創出

方針

「対話」を重視し、ChatGPTとBardをメインに「質問」形式で問いを繰り返すことで思考の練度を高める。
単なる情報収集を行いたい場合のみ、BingとBardを使って情報収集を行う。

ChatGPT Plusについて

ChatGPTの検索エンジンが有料版であればPluginによりBingデフォルトになるのだとするとクソ重いBingを使うよりも、ChatGPT Plusで検索した方が効率的だと思います。なので、今後は無料版の場合とPlusの場合とでの活用方法をそれぞれ検討していきたいなと思っています。(個人的にはPlusにお布施してますが、今後無料版も色々変わっていきそうなので両方試していく)

生成AIを使った言語化能力強化・プレゼン力向上

方針

「想像したイメージを具体的な言語に落として画像化する」訓練場としてどんどん画像・イメージを作ってみる。
なんとなくこんな感じ〜まででとどめていた抽象的なものを具体化する癖をつけ、AIサービスに投げてみる。
各サービスはスマホアプリから使えるので(ブラウザでもいけるけど)、何か思いついたら気軽に投げてみる。

今後の予定

次回以降、私なりのサービス活用法の紹介も含めつつ、PM職としてのAI活用法の試行錯誤をお伝えできればと思っています。
※サービスの状況など変わったらまた方針はアップデートするかもしれません

今回の内容は特にPMに特化するということではないので、その他の職種の方にも参考になれば幸いです。

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