5月13日

だらっとした毎日が続いている。コロナの影響で3週間近くあったゴールデンウィークもあっという間に過ぎてしまった。長期休暇が明けて今週から仕事が始まったが、まだ在宅勤務は続くので、相変わらず自宅でダラダラと過ごしている。もちろん、会社で使っているチャットアプリ 内ではメッセージを頻繁に交わすなど、仕事をしているフリだけはしっかりしている。

コロナが終息して、前みたいにお店で気軽にご飯を食べたり、レコード屋でレコードを掘ったり、ライブハウスで踊ったりしたいなとは切実に思う。だけれども、できれば出社はせず、ずっと在宅ワークがいいなと思ってしまう。僕の仕事は完全に在宅でできるのだ。コロナ前と比べて、仕事量にほぼ変化はないのだが、前よりも自宅でゆったりとした時間を過ごせている。昼近くに起きて、ご飯を食べて、夕方前までちょこっと仕事をして(合間に音楽を聴いたり、休憩と称して小説や漫画を読んだりしながら)、18時には仕事を切り上げてご飯を食べて、映画を1本みて、散歩をしてお風呂に入る。こんな生活を味わってしまったら、誰が前のようなワークライフスタイルに戻りたいと思うのだろうか。いやもっとバリバリと働きたいと今やきもきしている人も実際にはいるのでしょう。でも、僕はそっち側の人間じゃなかったってこと。どうすれば、緊急事態解除後もこうした暮らしを送れるのでしょうか。

最近はパンクっぽい音楽ばかりを聴いている。ライブハウスで爆音にまみれて体を激しく動かしたい欲求が心の奥底に眠っているのでしょうか。いまはもっぱら銀杏BOYZである。学生時代、パンクっぽい音楽は食わず嫌いして全く聞いていなかったのだけれど、いまひょんなきっかけから銀杏BOYZを聴いて、なんて素晴らしい音楽なのだろうと心を震わしている。BPMも速いし演奏も激しいのだけれど、アルバムを聞くと、パンクはもちろん、ハードコアもネオアコもソウルもフォークもヒップホップも全部入っていることが分かる。今のところは『君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命』『DOOR』をアルバムを通して何度も何度も繰り返し聞いている。YouTubeに上がっていたライジングサンでのライブ映像があまりにも衝撃的で、DVD『愛地獄』も買った。GOING STEADYのラストライブを収めたDVDも買った。磯部涼さんのルポタージュが掲載されているクイックジャパン3冊とギンナン・ショック上下巻も。そんな銀杏漬けな今日この頃。

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